「ひとりぼっちでお留守番してて寂しくないかな…お友だちが欲しいんじゃないかな…」
一匹だけで飼育している飼い主さんの頭の中に一度は過る考えだと思います。
私も、そう考えて二匹目をお迎えしました。
正直、お迎え直後猫たちのもめ事が多く寝不足でフラフラになりました。
今回は「もっとこうしておけば早く仲良くなれたのかも…」と思ったポイントも含めて紹介します。
後悔したこともあったので詳しいことはこちらの記事にまとめています。
二匹目のお迎えが上手くいくようなコツなども紹介していくので、ぜひ最後までお読み下さい。
猫を多頭飼いする前に事前に確認しておくべきポイント
環境や費用は問題ないか
消耗品(猫砂、フード)はもちろん二倍かかります。
もちろん医療費もです。健康でも、年に一度のワクチンなども二倍かかります。
かわいい家族が増えるということは費用もまた増えてしまいます。
あと、猫同士が快適に過ごせる距離感は2メートル。
トイレは最低でも頭数分は置く必要があります。
お部屋の広さ間取りは問題ないでしょうか。
猫にも年齢や性別であうあわないがある
親子姉妹兄弟なのどの血縁・子猫の頃から一緒に育った猫は仲良しです。
比較的いい相性でもメス猫同士、子猫同士、メスとオスの成猫同士などがあります。
老猫と子猫や未去勢のオス猫同士は相性が悪いといわれています。
飼い主さん側の覚悟ができているか
お迎えするからには、よほど猫同士の相性がわるくなければそのままお迎えすることになります。
「やっぱり無理でした。返します」はできません。ペットショップからお迎えした子でも保護猫ちゃんのトライアルでも同じです。
お迎えをするための準備や努力を飼い主さん側も万全にする覚悟が必要です。
猫を多頭飼いするときに必要なもの
最初は「食器・トイレ・ケージ」があれば十分です。
うちの猫だけかもしれませんが、昔使っていた食器をそのまま後住猫に使ったところめちゃくちゃ怒っていました。
なるべく新品を用意することをおすすめします。
猫用品を購入するのに便利な通販サイトについてはこちらで紹介をしています。

神経質な猫ちゃんの場合、おもちゃやブラシを共有するだけで吐くこともあるそうです。
先住猫と新しい猫を対面させるときの手順や注意点やコツは?
対面の手順について
後住猫が環境に慣れる→ケージ越しに挨拶→短時間の対面
焦らずゆっくりステップアップしていきます。
威嚇したり、ストレスを感じている様子ならひとつ前のステップにもどります。
実際の試行錯誤している様子はこちらの動画から確認できます。
注意点やコツ
先住猫を絶対に優先する
声をかけるときも、ご飯をあげるときも、遊ぶ時も先住猫を優先して下さい。
新しい猫ちゃんがかわいくて構いたくなりますが、先住猫は不安とストレスで一杯です。
普段よりもかわいがるくらいしてあげてください。
二匹目の猫お迎えから慣れてくれるのはいつ?どのくらいの期間が必要?
猫ちゃん同士の相性をみるには一か月は必要です。
姉妹猫で縁があって7か月越しに対面したうちの猫たちでも、27日間は威嚇したり、トイレとは別の場所に排泄をしたり問題行動がみられることがありました。
結論:二匹目のお迎えには事前準備と苦労する覚悟を!
二匹目の猫を実際にお迎えする前までは「うちの子ならフレンドリーに仲良くなれるんじゃないかなぁ」と楽観的に考えていました。
しかし、猫は基本的に単独行動をする生き物です。
「寂しいにゃん」とは全く思っていないのか、想像していたよりも大変でした。
二匹目のお迎えは悩みましたし一筋縄ではいきまでんが、やっぱりお迎えしてよかったと思う気持ちの方が強いです。
猫ちゃん同士の相性の問題もあるとはいえ、飼い主さんサイドで取り持つこともあるのでぜひ、円滑なお迎えをめざしてみてくださいね!