「コロナで家にいることが多くなった。ペットが欲しい。猫は犬より飼育が楽かなって思うんだけど…」
猫が犬より飼育が楽というのは間違いです。
ぶっちゃけ、飼育が楽な生き物なんて存在しません。
みんな大変です。生きているから。
今回は実際に猫と暮らしはじめて「こんなに大変なのか」と思ったことをまとめていきます。
猫の飼育をするかを迷っている人はぜひ最後までお読み下さい!
猫の飼育は大変?覚悟しておきたいこと
朝に起こされるのは日常茶飯事でよく眠れない
猫は夜行性というイメージがありますが「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」
明け方、夕方に狩りをする生き物なのでとても元気です。
朝の4時、5時に人の上に乗っかって起こしてくるのなんて当たり前です。
トイレ掃除を頻繁にしないといけないし独特なニオイがする
公園の砂のにおいがします。肉食動物なのでうんちも臭いです。
トイレ掃除も1日1~2回はしないといけません。
トイレ容器も月に1回丸洗いして綺麗にしてあげないといけません。
わがままで気まぐれ
犬のように尻尾を振って飼い主のいうことを聞くなんてことはありえません。
遊ぼうとおもちゃを構えても無視されるなんて当たり前です。
猫の生態にあわせて生活環境を変えていくくらいのことはしないといけません。
ソファに爪とぎをするのは当たり前
ソファをバリバリ気持ちよさそうに爪とぎをしているのも普通のことです。
最初にしつけをしたり、気に入る爪とぎを用意してあげることで改善をすることもありますが腹を立ててはいけません。
長期の旅行や外出が簡単にできない
長くても一泊二日までです。
猫ちゃんは家につくといわれるくらいなので環境をかえたり、旅行に一緒につれていくこともできません。
猫の飼育に向いていない人
旅行好きで外出が多い人
インドア派の人の方が向いています。
「猫がいなければもっと外に出られるのになぁ」と考えてしまう人は向いていません。
猫の習性にあわせて生活スタイルを変えるのができない人
猫の習性は犬と比較すると人間側があわせないといけないことが多いです。
自分の生活を一切乱されたくないという人には向いていません。
金銭的な余裕のない人
猫は平均で15年ほど生きるといわれています。
普段のフード、猫砂、おもちゃはもちろんかかりますし、毎年のワクチン代もかかります。
年をとって通院することもありますし、腎臓病になりやすく、将来手術や高額な薬代がかかることも考えられます。
いずれくる別れに対して耐えられない人
生きている限り別れはいずれきてしまいます。
想像するだけでつらいことですが、生きているは限り不可避です。
猫を飼って後悔しないためにできること
猫はとってもかわいいですが、毎日お世話をするのは想像しているよりも大変です。
ここまでで「ちょっと自分には無理かもしれない…」と思った人はやめておいたほうがいいです。
個人的には”猫を飼わない愛”もあると私は思います。
結論:猫の飼育は簡単じゃないけど、最高に幸せ
あえてデメリットばかりをならべました。
猫と暮らして「大変だなぁ」と思ったことはありますが「猫なんて飼わない方がよかった」と後悔したことはありません。
人間とは違う生き物を飼育するんですから、当然大変です。
猫に振り回される毎日ですが、一緒に暮らしていると幸せを与えてくれるのもまた猫です。
猫は魅力的でとってもかわいい生き物です。
是非、最期のそのときまでを覚悟して猫と幸せに暮らしてください!