「うちの子って首輪が苦手だしつけなくてもいいかなぁ…」
「(家でいるだけだしむしろストレスになりそう…、気が進まないなぁ)」と思う人も多いと思います。
我が家でも首輪つける・つけないはかなり悩みました。
結果からいうと「首輪は必要」ということになり猫たちには装着してもらうことになりました。
今回は首輪がなぜつけたほうがいいと思ったのか、ストレスになりづらい首輪の選び方をまとめました!
猫の首輪はなぜ必要?
もしものときのために必要です。
私が小学生の頃の話ですが、迷い犬が家の前に来たことがあります。
授業が終わり学校から帰った雨の日のこと。
変な茶色い毛玉が玄関にいました。
うちで飼っている犬が家の中からワンワン吠えていてなんだか異様な雰囲気でした。
田舎だったので一瞬イノシシかとドキドキしながら近づきました。
じっと眺めると、どうやらそれは「犬」だと気が付きました。
毛は汚れ小さなゴミが巻き付いていて、伸びすぎた爪が肉球に刺さっていて痛そうでした。
首のあたりに擦り切れそうな布…首輪が見えたので誰かの犬だとなんとなく思いました。
鳴く元気もないのかうんともすんとも言わず黙って小さく体を震わせて玄関に雨宿りをしていました。
「お母さん、玄関に犬いた」
「ああ、あれね。触ってない?ほんと汚いし迷惑」
「かわいそうだからご飯あげていい?爪も痛そうだった」
「ダメに決まってるでしょ!?」
当時、母は狂犬病があるかもしれないと追い払おうとしていたのですが、私は「首輪がついているから飼い犬!」と大喧嘩して動物病院に連れて行きました。
たまたま病院に来たことがある犬だということが分り、そのまま預かってもらえることに…。
首輪がもしなければそのまま追い払われていたかもしれません。
もしものときに役立つのが首輪です。
ひと目見て”人間が飼っているか飼っていないかが誰の目からみても判断”ができます。
ストレスになりづらい猫への負担が少ない首輪の選び方って?
首輪本体が軽いこと
人間でも首に重たいネックレスがついてたら疲れますよね。
毎日つけるものなのでなるべく軽いものがベストです。
我が家の猫たちの首輪は9gで1日の行動ログ記録がとれるCatlogを使っています。
鈴やチャームがついていないもの
例えば、イヤリングやピアスが耳元でうるさく鳴るようなものだとイライラしますよね。
猫は人間よりもはるかに耳がいいので日々のストレスで首輪嫌いになってしまうこともあります。
首輪本体に連絡先を縫い付ける、書き込むというのも軽量化になります。
ゴロにゃんさんのお手紙型の首輪は文字が擦れて消える心配が少なかったです。
持病があることなど色々書き込める紙が入れられて便利でした。
素材が猫に優しいもの
革製の物や硬い素材の物は猫の皮膚や毛を傷つけてしまう恐れがあります。
コットンなどの柔らかい素材のものを選ぶと〇
結論:猫の首輪は総合的に考えると必要!
嫌がる子も多いですが、迷子防止、災害時にまた再会できるなど、もしものときのために役立つのが首輪です。
世の中で動物を飼っている人は2割程度だといわれています。
マイクロチップ装着をしていても、必ずしも動物病院に連れて行ってくれるとは限りません。
動物を飼っていない人から見るとまず「あ、野良猫がいる」程度の認識だけということも十分にあります。
軽くて、首輪初心者の猫ちゃんでもつけてぜひ練習してみてください!