「うちの猫ってブラッシング苦手だし、毎日毛づくろいしてるし、もういらないんじゃないかな…」
綺麗好きの猫ちゃんを見てるとそう考えてしまいますよね。
毛玉を吐く原因にもなるので、ブラッシングは必須のお手入れなんです。
今回はブラッシングを好きになってもらうためにできる工夫などを紹介していきます!
猫ちゃんのブラッシングはなぜ必要?
- 猫が毛を飲み込む量が多すぎるとなる病気「毛球症」の予防
- ブラッシングをすることで、骨折など病気の早期発見ができる
- 猫と仲良くなるコミュニケーションツールになる
- 皮膚を刺激して血行を良くする効果もある
猫にブラッシングを好きになってもらう方法4つ
猫のリラックスしたタイミングで行う
遊んでいるとき、ごはん中など気分ではないときは避けます。
甘えて膝の上にのってくるときやご機嫌なときが狙い目です。
猫が気に入るブラッシング道具を探す
我が家ではブラシが全部でこれだけあります。
一番左のラバーブラシはちゃちゃ(中毛)がその隣のソフトスリッカーブラシはゆかり(短毛)がお気に入りです。
意外としっかり猫たちにも好みがあります。その子の好みにあわせましょう。
気に入らないブラシは見つけ次第…。
ガブガブ噛むので…大変なことになってます。
換毛期や猫たちの気分等々にあわせて使い分けています。
ちなみに、ブラシは全てペティオのものです。
猫用のものでここまで種類豊富なのがいいなと思って選びましたが、中々使い心地がよかったです。
ブラッシングを一気にしようとしない
「今日は背中だけでいいか」などできたらラッキー。
別日に分けてやるくらいの感覚でしましょう。
無理やりやり切ってしまうと、ブラシ=嫌なものと覚えてしまいます。
「ブラッシング=おやつ」の印象をつける
ブラッシング後にはご褒美におやつをあげるなどをすると、いい印象を持ちやすくなります。
いまでは、ブラシを持つだけでゴロゴロ喉を鳴らすようになりました。
猫の毛の長さ別(短毛・中毛・長毛)頻度とブラッシングの方法
短毛
頻度
最低週1回
道具
ラバーブラシ
手順
- 毛の流れに沿って首からお尻に向かってとかす
- 逆毛を立てるようにお尻から首に向かってとかす
- 毛並みを整えるように1をもう一度行う
- 抱きかかえるようにしてお腹を素早くブラッシングする
- 頭や顔周りをブラッシングする
中毛・長毛
頻度
中毛の場合 週一回
長毛の場合 毎日(猫ちゃんが嫌がらなければ1日の内数回をするのが理想)
道具
コーム
手順
- 背中の毛を少しずつコームでとかす
- 逆毛を立てるようにお尻から首に向かってとかす
- 毛並みを整えるように1をもう一度行う
- 顔周りを慎重にとかす
- 前足、後ろ足をとかす
- 尻尾はやさしくとかす
- 抱きかかえるようにしてお腹を素早くブラッシングする
- 毛玉になりやすいところをとかす(わき・内腿・あごの下)
結論:猫ちゃんがブラッシングを好きになれるかは飼い主さんの工夫次第
子猫の頃からしてないないと意味がないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、ブラッシングは避けては通れない道です。
毛玉を吐くのは臓器にも負担がかかりますし、体力を消耗してしまいます。
今回紹介したものの中でその子にあった方法を取り入れてみてください。
ブラシをみただけで逃げる猫ちゃんを、ブラシをみただけでゴロゴロいう猫ちゃんに変えちゃいましょう!