「猫の誤飲ってホント怖い…もう誤飲させないようにしたいけどなにをすればいいのかな?」
猫の「異物誤飲」は家の中で発生しやすい事故の一つです。
興味や食欲、噛んでいるうちに飲み込んでしまった…など思わぬ事故として予想もしないものを飲み込んでしまうことがあります。
うちの猫も好奇心旺盛で何度か誤飲をさせてしまったことがあります。
獣医師曰く「もう噛むのが癖になってるから一生なおらないわね!」と笑顔で言われました。
一度誤飲したらもう一度誤飲します。
正直、誤飲して死ななかったのは運がよかっただけです。
今回は誤飲・誤食を防止するために気を付けたいものリストと実際の方法について紹介していきますので最後までお読みください!
実は危険!?家の中で注意したい「異物誤飲リスト」
- 出しっぱなしの猫のおもちゃ
- ネズミ型などの飲み込めるサイズのおもちゃ
- 出しっぱなしキャットフードやおやつの袋
- 猫砂
- リボン
- ビニール紐
- 電池
- 人間用の薬
- マスクの紐
- ピアスなどのアクセサリー類
- ヘアゴム
- ストッキング
- 縫い針
- 画鋲
- 充電ケーブル
- イヤホン
- パーカーの紐、ズボンの紐
- ビニール袋
- ジョイントマット
- ハムやチャーシューを縛っていた紐
- 鳥の骨
- 竹串
- 輪ゴム
- ペットボトルのキャップ
「紐状のもの」「鋭利なもの」「人間が食べても危ないもの」は特に注意してください。
美味しいニオイのするものを嗅ぐと人間でもぐぅっとお腹が鳴ったり「なんとしてでも食べたい!」と考えてしまいますよね。
うちの猫もフードの袋を食い破って中身を食べてしまったことがあります。
「昨日までは全くそんなことをしたこともなかったのに…」です。
昨日までは大丈夫でも今日は大丈夫じゃなかった、それが誤飲です。
美味しいニオイがしなくても気になったものや噛み心地が気に入ったものは噛んでいるうちに飲み込んでしまうことも十分に考えられます。
ぱっと見て問題がなさそうなものでも、実は猫には危険だったということは十分にありえます。危険なものは事前に撤去していきましょう。
ちゃちゃ
家の中にあるものは全部私のおもちゃなのよ!
ゆかり
片付け忘れたお皿に美味しいものが残っているかもしれません、チャンスは逃さないです
誤飲をさせない部屋づくりのポイント
不要なものは捨てる・買わない
使っていないし、猫にも危ないものは捨てます。
代表例では「マスク」です。
コロナでマスクをつけることが多くなりましたが、帰宅して机に置きっぱなしにしていてそのまま猫が食べてしまった…という事例が増えています。
いらないものを捨てる、買わないを徹底すると物の管理もしやすくなり家の中がスッキリして一石二鳥になります。
壊れたおもちゃ・安すぎるおもちゃは捨てる
「壊れたけどここを結びなおせばまだ使えそう」などはやめましょう。
壊れた時点で本来想定されている耐久性が著しく下がっています。
遊びで興奮しすぎた猫がおもちゃをくわえて猛ダッシュ、そのまま噛みちぎって飲み込んでしまった…ということもあります。
個人的な経験ですが、安すぎるおもちゃはすぐに壊れてしまう、誤飲しやすい形状をしていることが多くあります。
不安のある人はダンボールの切れ端や革製のおもちゃで遊ぶと安全です。
使ったものはすぐに片付ける習慣をつける
使ったらすぐに片付けます。もうこれが基本の大前提です。
とはいえ、めんどくさい片付け方だと続きません。継続が命です。
実際にずぼらな我が家でしている続けられる片付けの実例を紹介します!
猫のおもちゃ
ダイソーの「書類ケース」という名前で販売されているものです。
リビングに置いておいて必要な時に取り出すと猫とすぐに遊ぶことが可能です。
電池
セリアの「SIKIRI HALF 3」
ボタン電池や単3、単4などを収納できます。
ただし、単1は大きすぎて入りませんでした。
猫が入れない部屋や収納スペースを作る
監視できないところに危ないものは置かないようにしましょう。
捨てられないけど危険なものは別室にまとめる。
猫が開けられないようなところに収納することが重要なポイントになります。
引き戸やドアノブは猫によっては開けることができます。
ロックがかかる、両手を使わないと開けられないところへ隠しましょう。
本来はキャンプ用品や車に積んでおくものことが多いようですがトランクカーゴを使っています。
猫用品の中でも大型で普段から使っているわけではないものフードや猫砂などを中心に収納しています。
蓋が頑丈なので上に人が腰かけても問題ない耐久性なので、猫と座ってブラッシングなどのお手入れをしたりもしています。
もしも、猫の誤飲・誤食をしてしまったら…
「早急に病院に行く」もうこれ一択です。
ちょっと様子をみてみようか、が手遅れになることあるかもしれません。
誤飲・誤食に気が付いたら迅速に病院に行きましょう。
異物を飲み込んですぐの胃にあるときと時間が経過し腸にあるときとでは処置が変わってしまうことも考えられ、猫への体の負担が増してしまいます。
結論:危険なものはしっかり飼い主が管理!
猫と安全に暮らすためには注意しなければいけない点は想像したよりも多くあります。
「できるかな」と不安になった飼い主さんもいるかもしれません。
厳しい言葉ですが”異物誤飲は飼い主の責任”です。今でも、本当に後悔しています。
愛猫がリラックスして安全に暮らせる毎日のために、少しずついらないものは捨てて、危ないものは管理できるようにしましょう!