「うちの子がキッチンに入りたがるのってどうしてなの?なにか対策した方がいいのかな…」
我が家の猫たちもキッチンに来るのが大好きです。
ゴミ箱の蓋の上にのって、洗い物をする飼い主を半分寝ながら監視していることがよくあります。
結論から言うと、キッチンは猫にとって危険な場所です。
猫には危険な食べ物や包丁などの刃物、火の出るコンロ…普段は危険を遠ざけていてもキッチンに入ったとたんに無法地帯です。
中には子猫のころから興味を持たない子もいますが、飼い主さんの留守中にふと興味を持ってしまうことも考えられます。
今回は猫を怪我や誤飲から守り、飼い主さんも安心して調理ができる環境を目指すためにできる3つの方法について紹介をしていきます!
料理中にひやひや、留守中も悪戯していないか心配した経験がある飼い主さんはぜひ最後までお読みください。
猫がキッチンに入りたがるのはなぜ?
美味しそうな食べ物のニオイがするから
肉や魚、バター…美味しそうなニオイだと感じるのは人間だけではありません。
美味しそうなニオイを嗅ぐとお腹の腹の虫が鳴いてしまうこともあります。
猫も美味しいものがある場所だと考えてついつい来てしまいます。
普段見慣れないものがたくさんあって気になるから
家猫にとって、家の中は猫の縄張りです。
聞慣れない音、ニオイ、不思議な道具がある場所は立ち寄って見回りをしないといけません。
蛇口から流れる水が飲みたいから
蛇口から水を飲むことが好きな猫もいます。
水を飲むために来ていることも考えられます。
ただしキッチンは危険が多いので飼い主さんが見ているとき、洗面所の蛇口から上げるなど代案を考えましょう。
また、蛇口型の自動給水機も販売されています。
飼い主に構ってほしいから
猫にとってキッチンで黙々と調理をする飼い主は理解不能です。
「なにしてるの?私に構って」とちょっかいをかけたり、足元でうろうろとしてみたり、上ってはいけない場所にのぼってみたり…気をひこうとすることもあります。
猫にとってキッチンが危険な理由って?
- 包丁や猫が食べては危険な食品があるから
- 火が出るコンロの上に飛び乗るなどをして火傷をする可能性がある
- 配線のカバーをしていない家電のコードを噛んでしまう危険がある
- 猫が冷蔵庫や食器棚の上に飛び乗ったときに高すぎてうまく降りられなくなるまたは、骨折する可能性がある
キッチンってこんなに危険なの!?キッチンなくしたら解決するわ!
(極論すぎるですよ…)
具体的な猫のキッチンに上がらせないための侵入防止対策は?
侵入防止柵を設置する
一番効果的な方法です。
飼い主さんが注意をするにしても限界があります。
猫が侵入できないように空間を区切ると安心して調理ができ、留守中も安心できます。
我が家ではのぼれんニャンを使っています。
他社製品も多くありますがオプションパーツが多くあること、他の猫の飼い主さんからも選ばれており口コミが多く安心できました。
扉はに上下で二重ロックができる点と、木製ではないので油や調味料で汚れてもサッと拭くことができる点が便利でした。
値段は安くはありませんが、調理中のストレスや猫の安全性を確保できたと考えると今年買ってよかったものベスト3には入ります。
のぼれんニャンを導入する前は100均の素材を組み合わせて対策をしていました。1000円以内で作れるので、予算に余裕がない。まだ検討段階というご家庭の場合はこちらから試してみるのもありです。
キッチンを綺麗に保つ
洗い物や生ごみは毎日片づける、食品は出しっぱなしにしない。
コンロは火がつかないようにチャイルドロックをかけるなどの家事をこまめにできるご家庭なら実現可能な方法です。
目が届かない場合は猫に行動制限をかける
猫の安全が確保できない場合は、行動に制限をかけることも手段の一つです。
人間の目が届かない時間などはケージや安全な部屋だけで行動できるようにするなど制限をかけましょう。
一見可哀そうなように感じますが、人間の食べ物を食べて催吐処置をしたり火傷を負うなど怪我をする方がよほど可哀そうです。
帰宅後や調理後ははたくさん遊んであげるなど猫のストレスを緩和してあげるように心がけましょう。
結論:猫の安全を守るために…キッチン侵入対策は【必要!】
猫にとってキッチンは興味がひかれるものです。
その反面、危険なものも多くあります。
今日まで何事もなく過ごせていたからと思っていても、明日からも大丈夫だという保証はどこにもありません。
飼い猫の安全を守るのも飼い主の役目です。
猫も人間も安全、安心に過ごせる環境を整えるためキッチンに侵入できないよう対策はしっかりと行っていきましょう。