「猫がまさかソファの裏面までボロボロにするなんて…」
先日、我が家の破壊神(ちゃちゃ)がソファの裏地を破ってくれました。
穴が2か所、写真では分かりづらいですが背もたれ側の一辺が全て剥がれています。
ソファの下で何もせずに隠れているだけなら問題ないのですが、ソファ内部はネジや緩衝材、釘などのパーツがあるので誤飲や外傷の危険が多くあります。
今回は元家具屋の販売員をしていた飼い主が自力でソファの張り替えを試みる方向けに実際にしたやり方を書きました。
ソファーを張り替そえるのを業者に頼むとどれくらいするの?
3人掛けソファ(生地代+作業代含む)¥ 87,450
(参考サイト:FLANNEL SOFA)
生地グレードで値段も変動するそうです。
家具屋で働いていたので分かりますが、裏地だけの張り替えだから安くなるというのはありません。
裏地が破れたとなるとおおよその場合は総張り替えになります。
張り替え生地代よりも、他にかかる費用の方がかかるので削減が難しいんですね。
人件費、ソファを工房に持っていくまでの送料のほうがよほど値段をとるので値引き交渉も期待できないところになります。
張り替えるぐらいなら新しいソファを買い換えた方が安くで済みます。
よほど思い入れのあるソファではない限りは買い換えることをおすすめします。
どうしてもって人は一度購入元の家具屋さんに相談してみるのがいいよ~
猫がソファの下をボロボロにした時の対処方法
- 床まであるソファカバーを付ける
- ソファの下を侵入できないように囲う
- ソファ裏地を張り替える
今回は「ソファ裏地を張り替える」の選択をとることにしました。
ソファの裏地を張り替えるときのやり方
材料費
約2,000円ほどでした。
ユザワヤで購入しました。
「実店舗まで足を運べない!時間がない!」という人はネットでの購入をおすすめします。
Amazonだと次の日に届いてあとは作業をするだけで済みます。
生地は丈夫で爪が引っかかりづらいツイル、タッカーという大きなホッチキスのようなものを購入しています。
手順
作業時間としては、大人2人で1時間ほどで完成しました。
1.[可能なら]ソファの足部分を外し、裏地を剥がす
2.内部にホコリがたまっているので掃除機で吸う
カビができたあとに乾燥してカピカピになったものらしい物体がありました…。
内部には鋭い釘のパーツや紐上のパーツもありやはり危険ですね。
3.生地をカットして、タッカーで本体と布をとめていく
4.足をつけなおして完成です!
注意したい作業のポイント3つ
「生地をぴんと張れるか」「タッカーをしっかり止められるか」がクォリティの明暗を分けます。
- タッカーはケチらず止めていった方が裏地がたゆみません。
- なるべくぴんと張れるように二人以上で作業をすることをおすすめします。
- タッカーを使用するときにはケガに注意して、ソファにタッカーへしっかり押し当てて使用するとしっかり刺さります。
結論:素人でもやろと思えばできる!
「ソファを捨てるしかないんじゃないか…?」と思っていました。
意外となんとか張り替えられました。
ソファの内部の構造がみれたのとタッカーで止めていく作業が楽しかったです!
すっかりソファの下がちゃちゃ専用秘密基地になってしまったわけですが…。
張り替え方を覚える掃除機で裏地を破いてしまったときにも使えるので不安な方はこれを見ながらぜひやってみてください!