【片目だけ涙】猫の眼科を受診した結果について

お悩み

「この片目だけ涙が出るのってなんとか治療できたりできないものなのかなぁ…」

我が家で暮らす猫のうち一匹が普段から片目だけ涙をながしています。

運動後、食事後、起きたときなどに目の周りがぬれており、拭くと赤茶っぽいような色の涙がでています。

 

片目だけ涙を流しているときは、一般的には外傷、異物混入、アレルギー、角膜炎や結膜炎なども考えられます。未受診の場合は早めにかかりつけ医に受診をおすすめします。

ただ、我が家の場合は子猫の頃からで、これまで動物病院の先生に3人ほど診ていただきましたが「健康上問題ないため、特別何かをする必要はない」との診断を受けています。

今回は同じ症状や似たような症状で悩んでいて「眼科専門動物病院ってどんなところなのか…?」と一歩が踏み出せない飼い主さんに向けて書きます。ぜひ最後までお読みください。

受診をしようと思ったきっかけ

右眼から涙があふれる量が多く一度専門の先生の意見を聞きたいと考えて受診しました。

症状は、お迎え当初からありました。

保護主さんからも「健康上は問題はないです。涙が出てきたら拭いてもらえれば…」と聞いてはいました。

保護前のひどい猫風邪の後遺症で涙が出てきてしまうそうです。

拭けば済む話とはいえ、1日に3〜4回は目の下を拭くのと、時間が経つと涙が固まってしまいどうしても毛が抜けてしまうこともよくありました。

「本猫の生活上の負担が減る可能性があるなら…」と足を運びました。

 

猫の眼科病院ってあるもの?どういうもの?

有無についてはお住いの地域によります。”眼科専門の病院”や”眼科に特化した先生が非常勤で在席する動物病院”があります。

私の地域の場合は眼科専門の病院は紹介状が必要で、人間の大学病院と同じような位置づけなのかもしれません。

隔週でしか出勤されていなかったため一か月弱待ちましたが、”眼科に特化した先生が非常勤で在席する動物病院”を受診しました。

 

診断結果は?

健康上に問題はやはりありませんでした。

右目の充血がみられる。猫風邪の後遺症でヘルペスウィルスが生きてるらしく目が炎症してる状態とのこと。ウィルス自体は一度感染してるので疲れたり免疫力下がると出てくるもの。

健康上は問題ないし、将来的に目が見えなくなるなどのリスクはなし。


鼻涙管に関しては開口部がわずかにみられるものの、内部はつながっていない可能性が高く、外科的なアプローチをするなら鼻涙管拡張の手術になるのではないかとのことでした。

もし、手術をするとしても角膜を触るような手術にはならないため、それほど難しいものにはならないが、また癒着して、再発する可能性はあり。

今回は、点眼と飲み薬を処方され、2週間で様子を見ることになりました。

 

検査にかかった費用はいくらかかった?

18,600円でした。

検査項目は3つと眼科専門の先生の初診料等で+になっていました。

料金についてはあくまで一例の参考程度でお願いします。病院や検査内容によって料金は異なります。

 

猫の目の検査ってなにするの?痛くない?

 

麻酔も使用してないないので痛くはなさそうでした。

まず、診察室内を真っ暗にして行います。

光が出てレンズでのぞく光る顕微鏡のような機械と、眼球に水滴のようなものを飛ばす機械を使っていました。

あとから診療明細書に記載されていた検査内容を調べたところ、瞳孔の収縮や眼の周辺の各器官を細かく観察したり、眼圧を調べるような検査を実施されていたようです。

 

まとめ セカンドオピニオンとして見てもらう価値ありでした!

非常に詳しく見ていただいたので、眼科に特化した先生の意見を聞けて個人的にはよかったです。

受診前は、鼻涙管が閉塞していなければ、鼻涙管洗浄で対応可能なケースもあると調べていました。身体的に負担が少なく対応できて楽になるなら…と淡い期待を持っていました。

しかし、うちの猫の場合は、鼻涙管が閉塞していたので、もし手術をするなら全身麻酔でメスを入れるのことになります。健康な体にそこまでする必要性があるのかどうかについては家族会議で相談しようと思います。

動物病院は他院にいくことを避けがちですが、セカンドオピニオンとして専門領域がある先生に一度診ていただくというのも一つの手段だと改めて思いました。

目の疾患でお悩みの猫さんと暮らす飼い主さんはぜひ受診を検討してみてください!

 

 

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