「加湿器ってどれを選べばいいんだろう…?違いがわからない…」
実は、加湿器があると粘膜の乾燥からの風邪などの予防、猫を触るときのバチっとする静電気の発生を抑えるなど猫を飼っているお家にも嬉しい効果があります!
しかし、いざ加湿器を家に置こうと思っても種類が多すぎて迷って選びずらい…。
実は我が家もよくわからないままに購入した加湿器がありました。
しかし、1年使ってみて「こんなに使いづらいの?」「ここはもっと考えればよかった…」と後悔する結果になりました。
失敗せず、快適な猫のお部屋環境を作りたい方はぜひ最後までお読みください!
猫も安全に使える加湿器の選び方
「ハイブリッド式(加熱気化式)」を選ぶ
「超音波式」「スチーム式(加熱式)」「ハイブリッド式(加熱気化式)」「気化式」の4種類に分類されます。
おしゃれでよく流通しているのは「超音波式」ですが、こちらはこまめに掃除をしないと雑菌が繁殖しやすいです。
「スチーム式(加熱式)」は白い煙の水蒸気がもくもくと出てくるものですが、猫が触ろうとしてやけどをする可能性もあります。
「気化式」は水を含ませたフィルターに、ファンで風を当てて気化した水蒸気を放出する仕組みになっています。加湿能力を多くするためにファンの音がうるさくなりがちです。
「ハイブリッド式(加熱気化式)」は水を含ませたフィルターに温風を当てるので、雑菌も繁殖しづらく、猫もやけどをするリスクが低くなります。
「ハイブリッド式(加熱気化式)」は本体代がほかの加湿器よりもちょっとお高くなるですよ
フィルター代が高額すぎないもの・修理が無理のない範囲のものを選ぶ
ダイソンを使っていた時の失敗点です。
1年弱使っていてフィルターを購入しようと思ったら、6,600円ほどするといわれました。
数日後動かなくなったため電話をかけたらポンプが壊れているので8,000円。
それでも直らず、本体を修理するから14,000円かかるといわれてうんざりしました。
フィルター代が高すぎず、日本でも多く取り扱いのあるメーカーのほうがアフターフォローの面でも安心できます。
買ったあとも使い続けるからそのあたりも大事よね
お掃除がしやすいものかを確認する
2018年1月の高齢者施設では死亡例もありました。
加湿器が原因で80~90代の男性3名がレジオネラに感染し、うち1名が死亡しました。加湿器のタンク内でレジオネラが増殖し、空気中に広がり感染したとみられています。
加湿器は細菌が発生しやすい環境なので、清潔を保たないといけません。
人間の健康被害も出てしまうので、水は継ぎ足しをせず、毎日自分できれいにしやすいものかどうかを確認しましょう。
猫が加湿器を使うメリットとデメリット
メリット
- 乾燥による病気になりやすくなることを防ぐ
- 目の乾燥しすぎを予防
- 猫の皮膚の乾燥予防・フケ予防
- 猫に触ったときにバチっとくる静電気を予防
- 湿度により体感温度が上がるので、暖房代の節約に繋がる可能性がある
デメリット
- 水を毎日入れ替えてメンテナンスをする必要がある(加湿器肺対策)
- 加湿器分の電気代がかかる
- 設置スペースをとる
猫が安全に使えるおすすめの加湿器2選
Dainichi(ダイニチ)HDシリーズ
ダイニチは家庭用石油ファンヒーターや加湿器などを製造販売するメーカーです。
家電量販店の加湿器売り場に行くとまずあるのはダイニチでした。
ハイブリッド式でお掃除がしやすいのはもちろんのこと、運転音がかなり静かです。
13~30dB(深夜の郊外の静けさや鉛筆の執筆音レベル)なので猫のストレスになりづらい点が魅力的でした。
消費電力も低めなので電気代が気になるお家にはピッタリです。
フィルター代 約1,501円(30か月)
SHARP(シャープ) HV-R55-W
我が家はこちらのシャープの加湿器を選びました。
決め手は「水の注ぎ口が2か所あること(上からの注水と下のタンク)」「連続加湿時間が約19時間」であることです。
留守番時間が長いお家に適しているのはこちらです。
買ってから気がつきましたが、チャイルドロック機能がついているので猫の悪戯防止もできました。
他にもAgイオンで清潔に保ちやすい点も魅力的です。
23~37dBとダイニチと比較するとやや上がるものの、運転音はこちらも静かで夜寝るときも気になりませんでした。
フィルター代 約2,382円(48か月)
結論:猫の加湿器は「ハイブリッド式(加熱気化式)」がベスト!
3,000円程度の安い加湿器もありますが、猫と人間の安全と健康を考えると「ハイブリッド式(加熱気化式)」がベストです。
加湿をすると猫の健康にもつながります。
部屋の広さと普段の生活スタイルにあった加湿器を選んで、猫にとって快適なお部屋作りをより目指していきましょう!