「最近猫に触るたびに静電気がパチッとしてかわいそう…。でも、どうしたらいいんだろう…」
愛する猫とのコミュニケーションをとるために猫に触ると静電気が起きる。
私も静電気を溜めやすい体質なので、乾燥した冬の季節は特に悩みでした。
静電気がパチッとすると猫も飼い主も驚きますし、痛いです。
「飼い主に触られる=痛い」と嫌なこととして猫に記憶されてしまうと信頼関係の悪化にもなりかねません。
今回は、実際に効果のあった静電気の対策方法について紹介をしていきます!
触れ合うたび猫に静電気がおきてかわいそうで悩んでいるという飼い主さんはぜひ最後までお読みください。
猫に触ると静電気はそもそもなぜ起きるのか?
私たちの身の回りにあるものは、すべてプラスの電気とマイナスの電気を持っています。
静電気はその電気が移動することによってバランスが崩れ、偏りができた状態です。(引用:静電気とは 静電気発生の原因とメカニズム)
「摩擦」や「乾燥」によって発生しやすくなります。
つまり、乾燥した部屋でふかふかのベッドでゴロゴロと寝返りをうち布と自分の体を摩擦している猫は非常に静電気を発生しやすい状態ということになります。
裏を返せば「摩擦」と「乾燥」さえ対策ができれば、静電気は発生しづらくなるということになります。
猫の静電気対策で効果のあった方法3つ
加湿器をつける
個人的に加湿器をつけることが一番効果がありました。
加湿器の湿度は「40%~60%」が快適な湿度といわれています。
猫の静電気以外にも、風邪の対策や肌の乾燥を防ぐ効果があります。
加湿器の種類は「ハイブリッド式(加熱気化式)」を我が家では導入しています。
高価ですが、温度をあげて蒸気を出すタイプではないため猫がやけどをするリスクもなく、内部のファンの音も小さいので毎年大活躍しています。
ただし、加湿器は加湿をする装置のため、カビが発生しやすく適切な清掃や使い方がされていない場合、加湿器肺で逆に健康に害が発生してしまうこともあります。
水タンク部分を決められた清掃頻度で洗うことや、水のつぎ足しをせずに入れ替えるなど清潔を保つようにしましょう。
加湿器がなく今すぐ簡単にできる方法としては、洗濯物を部屋で干す、軽く絞って濡れたタオルを部屋の真ん中で振り回すなどです。
これらの方法でも加湿はされます。
ブラッシングの時には、静電気防止スプレーを使用する
ブラッシングをするときにはブラシと猫の被毛にはどうしても摩擦が生じてしまいます。
mofuwaのグルーミングウォーターというものを使っています。
「正直効果あるのか…?水でいいのでは?」と半信半疑で使い始めました。
静電気防止意外にも猫の被毛の汚れを落とす効果があるのでブラッシングのときに使うとふわふわの仕上がりになります。
医療現場でも使われている電解水100%で構成されているため猫がなめても問題がないように作られています。
ブラッシングが苦手、今すぐなんとかしたいという方は濡らした手で猫の撫でるだけでも被毛がうるおうので静電気を発生しづらくすることができます。
猫の使うベッドやブランケットを綿、麻、絹のものにする
天然素材(綿、麻、絹)のものよりも化学繊維(ポリエステル、アクリル。ポリウレタン)の素材のほうが静電気が発生しやすいといわれています。
猫本人が気に入るかどうかにもよりますが、普段のベッドの上に一枚綿100%のブランケットを敷くなどをすると静電気が起こりづらくなるかもしれません。
効果が確実にあったのかはわかりませんが、綿100%のブランケットの上でよく寝ている猫のほうが静電気が帯びずらくなったような気がします。
猫のいる空間を加湿するメリットとデメリット
メリット
- 猫に触ったときにバチっとくる静電気を予防
- 乾燥による皮膚や粘膜のバリア機能の低下を防止し、細菌やウィルスがことを防ぐ
- 目の乾燥しすぎを予防
- 猫の皮膚の乾燥予防・フケ予防
- 湿度により体感温度が上がるので、暖房代の節約に繋がる可能性がある
デメリット
- 水を毎日入れ替えてメンテナンスをする必要がある(加湿器肺対策)
- 加湿器分の電気代がかかる
- 設置スペースをとる

加湿した方の空間のほうが飼い主も猫も快適ってことやな!

お肌にも風邪対策にもなるのはうれしいですね
結論【猫の静電気対策にはまずは加湿器をつけることからはじめよう】
部屋全体を加湿することができる加湿器は即効性がありました。
飼い主も猫も乾燥しがちな冬に適切な湿度があると快適に過ごすことができ静電気で悩むこともなくなります。
やはり、個人的なおすすめは加湿器の導入です。
猫と楽しくコミュニケーションをこれからもとるためにも「乾燥」と「摩擦」を起こさないように対策をしてみてください!