「さっきまで気持ちよさそうにしてたのになんで?嫌われてるのかな…」
ゴロゴロご機嫌に撫でられていたのにいきなり噛んでこられるとびっくりしますよね。
うちの子たちも基本的に甘えん坊な猫ですが、噛むもしくは噛もうとしてくるのはよくあります。
子猫の頃はよく分からずガブガブ噛まれていました。
実は、猫のこの不思議な行動には名前がついてます…!
うちの子の性格だから…嫌われてるから…ではないかもしれません。
猫ちゃんともっともっと仲良くなりたいよく噛まれている飼い主さんは是非最後までお読みください!
猫が飼い主が撫でると噛む理由について
病気などがなく健康な猫ちゃんの場合で考えられるのは特性の一つとしてあるといわれる物が
Petting-induced aggression(直訳:愛撫による攻撃性)
日本語訳では「愛撫誘発性攻撃行動」または「撫ですぎ猫反撃行動」が原因かもしれません。
撫でていたのに不意に噛んでくる、大人しくだっこをされていたのに腕から逃げ出そうとするという行為がこれに該当します。
もう気分じゃなくなったの!仕方ないでしょ?
愛撫誘発性攻撃行動の原因やきっかけは?
明確な原因はわかっていません。
- 長時間撫ですぎ
- 撫で方が下手
2点が行動のきっかけになると考えられています。
この気持ち分かってくれる…よね?
撫でると噛まれるのを防ぐための飼い主がとるべき3つの行動
撫でるときは猫ファーストを徹底してください。
人間が撫でたいときになでるのではなく、猫が撫でられたかがっているときに撫でるのがポイントです。
「撫でられたがっているときっていつやねん!?」という疑問がでてくるので、いまからまとめていきます。
撫でるタイミングを考える
撫でてもOKなサイン
- じっとこちらを見てくる
- 目の前で寝転ぶ
- 甘えた高い声で鳴く
- 足元にすりすりしてくる
猫飼いなら分る、完全にラブを感じるコールですね。
好き好き好き~♡だいすき♡
撫でるのはNGなサイン
- ごはんを食べているとき
- 遊んでいるとき
- 毛づくろいをしているとき
人間でも集中しているときに声をかけられると好きな人でもイラッとしますよね。
ごはん、遊び、毛づくろいは猫にとって大切な行為…つまりは仕事中のようなものなのでかわいくても構うのはやめましょう。
は?忙しいんですけど…?見てわからない?
撫で方を工夫する
顎下→頬→耳の後ろと下から上に撫でたあと、背中、お尻と撫でていくと吉です。
いきなり頭を撫でるをすると手が全面に来てびっくりします。
あとは犬のようにワシワシなでるよりも優しく、ゆっくり撫でるほうが好きな子が多いです。
好みがわかれるところなのでリアクションを見ながらここが好きなんだなというのを探してみてください。
あたしはお腹なでなでが好き!
猫の「やめて」の合図を見逃さない
- 尻尾をバタバタ大きく振る
- 耳が横になってくる
- 体を捩って離れようとする
- 考え込むように真顔になってくる
普段から噛まれている飼い主さんだと「ちょっと撫でたりないかな…?」というタイミングで切り上げるくらいがベストタイミングです。
【番外編】ニオイが強すぎる・危険なものが自分からしていないかチェックする
「撫でてもいないのに急に噛まれる…」場合はニオイが原因かもしれません。
以前ハイターで掃除をしたあとに十分に手を石鹸で洗ってから触ったのですが、ブチギレられながら噛まれました。
強すぎる香水、嗅ぎ慣れないニオイ、薬品の香りが自分からしていないかを確認するのもいいかもしれません。
結論:撫でるときは猫ファーストで!
とってもかわいい愛猫を時間が許す限り可愛がりたい!気持ちをぐっと抑えてコミュニケーションをすると猫にとってもストレスが少ないです。
是非、もっと仲良くなりたい飼い主さんは猫のリアクションをよく見ながらコミュニケーションをとってみてください。