「キャットタワーって色々ありすぎてどこを見て選べばいいの…?
高いし、場所もとるものだからなるべく失敗はしたくない…」
猫用品の中でも大型で高額なキャットタワー、買い替えるのもほとんどないもの。
猫にたくさん使ってもらいたいし、長く使えるようなものを選びたいですよね。
我が家では過去キャットタワー3台を購入し猫たちに使ってもらったことがあります。
それを踏まえて「ここに注意して選べばよかったな…」と後悔したことや実際にここのメーカーから選びたいなと思った魅力的なキャットタワーを紹介していきます!
キャットタワー選びでお悩みの飼い主さんはぜひ最後までお読みください。
キャットタワーはなにを基準に選ぶべき?
「予算」「サイズ」「猫の性格、年齢、特徴」
この3つだけは変えようがないため選ぶ基準の”軸”として考えます。
軸が決まっていないままなんとなくたくさんのキャットタワーをみていると「あれもいい、これもいいかも…」と目移りしてしまい本当に必要だったものとはズレたものを購入してしまう可能性があります。
実際に使うイメージを想像し軸を決めてから選ぶと迷わずに猫も飼い主も満足度の高いキャットタワーを選べる確率が上がります。
大型猫なら柱が太くステップの幅が大きなもの、老猫ならステップとステップの間隔が少ないもの…と選ぶものが全く違ってきます。

猫によって正解が違うのがキャットタワーってことやねんな!

普段の行動パターンや好んで使っている素材もヒントになりそうですよ
木製キャットタワーのメリットとデメリット
メリット
- 布と比較すると掃除がしやすい
- インテリアから浮きづらい、デザイン性がある
- 夏でも暑くならず通年使える
デメリット
- 布製のものと比較して猫が滑りやすい(滑り止めマットを張り付けるなどの工夫が必要)
- 木の種類や作りによっては高額になりやすい
- 木の種類によっては猫の爪痕が目立つ
- 冬は布製のものと比較すると冷たい(猫ベッドや毛布を敷くなどの工夫が必要)
どういう猫におすすめ?
運動量が多い若い猫、猫毛の掃除が大変な猫、キャットタワーで吐きがちな猫、多頭飼い
布製キャットタワーのメリットとデメリット
メリット
- もこもこの生地が張られており、猫に好まれやすい
- 木製と比較すると滑りづらく安全
- 比較的安価で手が伸ばしやすい
- かわいいデザインのものが多い
デメリット
- 木製と比較すると掃除が大変
- 猫が吐いてしまったときにふき取りしきれないことがある
- 生地の素材によっては夏場はまったく使わないなどの可能性がある
- インテリアから浮くデザインのものもある
どういう猫におすすめ?
もこもこした素材が好きな猫、老猫、子猫、身体に障害がある猫
個人的に実際にキャットタワーを使ってみて後悔したポイント
最上段の柱が一本だけの支えのもの
うちの猫は最上段で寝ることが多いのですが、一本だけのものの場合体重で柱がいつのまにか歪んでくるようになってきてしまいました。
我が家ではキャットタワーの柱の本数と猫がジャンプしてもぐらつかないかは特に注意してみるようにしています。
パイン材
DIYでキャットタワーを作ったときに2×4材というホームセンターに売っているようなパイン材の木材を使用しました。
白っぽい木材で安いのですが、2年も使っていると猫の爪で傷だらけになっていました…。
爪とぎ部分が下から上までないもの
布張りになっているところまで爪とぎをするので生地が破れてきました。
柱に爪とぎがある場合は上から下まであるものを選ぶようにしています。
猫の昇り降りの動線が悪いもの
これならと選んだキャットタワーでしたが一部のステップが小さく、寝ぼけて降りてくるときに心配になる面があります。
運動神経に不安があるような猫などは特に飼い主が昇り降りのことを考えて選んだ方がいいと思いました。
突っ張り型キャットタワー
突っ張り型キャットタワーは省スペースで置けて、高い位置まで猫が登れるので運動量が必要な若い猫にはピッタリです。
ただ定期的に突っ張り部分が緩んでいないかの点検が必要な点、上の方まで登られて動物病院に連れて行くときに困ったことから我が家ではあっていませんでした。
結局どこから選ぶべき?魅力的なキャットタワーのメーカーはどこ?
据え置き型キャットタワー(Mau)
布製のキャットタワーで据え置き型が魅力的なキャットタワーです。
交換用のパーツ販売もしているので爪とぎ部分だけを交換して使うなどもできるため長く使うことができます。
ステップも広めで猫がジャンプしやすい動線で作られているので安心して使えるモデルです。
我が家でキャットタワーを買い替えるなら、Mauのキャットタワーから選びたいとひそかに考えています。
突っ張り式キャットタワー(OPPO)
ステップの位置や向きがミリ単位で自由に変えられるキャットタワーです。
展示物を実際に見て、OPPOの会社の人とも話したことがあるのですが、肉厚なスチールの柱を使っておりものがかなりしっかりとしています。
ステップも樹脂製でサッと拭きとれる仕様で、こちらもパーツだけの販売をしています。
省スペースで猫のライフステージにあわせて長く使っていきたいというご家庭にはぴったりです。
木製キャットタワー(杉にゃん・ぴろはっぴ)
国産の自然乾燥杉を使用しており、ねじや接着剤を一切使っていないキャットタワーです。
猫が吐いてしまってもパーツを取り外して洗えるというメリットもあります。
杉も猫が中毒を起こす可能性がある物質が含まれていないため舐めたりかじったりしても安心なタワーです。
材質にも作りにもこだわっている分お値段はしますが、何度もキャットタワーを買い替えることと考えると長期的に見ればコスパはとてもいいです。
「もっとお手頃な価格帯で木製のキャットタワーが欲しい!」という飼い主さんにはぽろはっぴがおすすめです。
ラバーウッド(ゴムノキ)で天然ゴムをつくるための材料として樹液を採取するのですが、残りを木材資源として有効活用しているものになります。
そのため安価な木材となっています。
パイン材と比較すると耐久性は優れているので、価格は抑えつつ木材キャットタワーを試してみたい方にはぴったりです。
世界に一つだけオーダーメイドキャットタワー
オーダーメイドは希望にぴったりのものを作ることができますが、基本的に10万円超えになってくるので予算に余裕がある。強いこだわりがあるという方におすすめです。
サンエルペットワールド
(公式サイトHP)
私の周りでキャットタワーをオーダーメイドで思うがままに作りたい!と希望される猫の飼い主さんはだいたいサンエルさんで注文していました。
キャットタワーのポールがとにかく太くてしっかりしています。
猫のライフステージに合わせて追加注文の相談をしたりと後からオーダーして変更することもできるのが魅力です。
猫と流木
(公式サイトHP)
唯一無二な美しさのあるキャットタワーがオーダーできます。
自然の中にいるような流木を使ったオーダーメイドが注文可能なショップです。
まとめ:猫にぴったりなキャットタワーを選ぶには条件の洗い出しからしよう
Aさんのおうちではぴったりなキャットタワーだけど、Bさんのおうちでは不人気でほとんど使われないキャットタワーという現象がありえます。
「うちの猫が喜んでくれるのはどんなタワーだろう…?」と実際の使用する場面を考えてみましょう。
なにが必要で、なにが不必要なのかを洗い出していけばこれだと思うものに出会えて猫も喜んで毎日使ってくるれるキャットタワーが選べるはずです。
ぜひ、我が家にぴったりと思うキャットタワーを選んでみてくださいね!