「うちの子の避妊・去勢手術ってしないといけないのかな…?なんだか怖い」
手術と聞くと思わずワードの大きさにびっくりしてしまいます。
しかしここで引いてはいけません。
「猫ちゃんの幸せを考えるなら絶対にしたほうがいい手術」です。
なんで必要なのか?手術~手術後の流れについて我が家の猫の実体験に基づいて紹介をしていきますね!手術について悩まれている飼い主さんは是非最後までお読みください。
避妊・去勢手術はなぜ必要なの?
令和2年6月に動物愛護法が施行されて上記のことが定められました。
簡単に言うと「増えてもちゃんと飼えるか譲渡できるかの場合を除いて、手術するかオスメス分けて飼うかをしましょう」ということです。
とにかく猫を増やさないってこと?
たぶん…?
飼い猫に避妊・去勢手術をしない場合のリスク
メス猫の場合、発情した猫は簡単に妊娠してしまいます。
妊娠した場合母体へ負担がかかりますし、産まれてしまった子猫の里親も探さねばなりません。
オス猫の場合、外に逃げてしまった場合知らぬ間に野良猫のメスを妊娠させてしまうこともあります。
またオス猫同士の喧嘩で怪我をしてしまうということも考えられます。
発情期の問題行動や生殖器の病気の予防にもなります。
猫自身の負担・飼い主側の負担を考えると絶対にしてあげたほうがいいと私は思います。
実際の避妊・去勢手術の流れってどんな感じ?費用はいくらかかる?
我が家の場合は里親さんがスペイクリニックという避妊・去勢手術専門の病院でした。
よくうちの猫を知っている病院がいいのでそちらでお願いをしました。
費用について女の子なので15,000円ほどだったと思います。
(相場は1万円~4万円だといわれています。オスの場合は5,000円~20,000円)
お住いの地域によっては飼い猫でも助成金がでることがあります。
指定の病院、領収書、締め切り期限…市町村によってバラバラでした。
もし利用を考えている場合は「○○市 避妊去勢手術」など受診前に調べてからと病院に連絡をすることをおすすめします。
参考例)東京都新宿区HP
手術の流れって?
全身麻酔をかけるので朝食はなしにします。
ちなみにことのとき猫に非常に不機嫌になられますが、与えてはいけません。
食べたものが麻酔をかけている間に吐いて詰まって窒息…なんて怖いことになるそうです。
送迎付きで自宅からうちの猫を保護主さんに渡して、手術が終わったら自宅にまた送迎してもらいました。
病院によっては1日入院するところもあります。
当日の流れは予約の際によく確認しておくことをおすすめします。
手術後は?
当日は安静にしてもらうためにケージの中で過ごしてもらいました。
1週間ほど傷口を舐めないようにして過ごしました。
実は「気にして舐める様子がなければそのままでいいですよ」という言葉を聞いてなぜか何も準備しなくていいんだーと思っていました。
が、めちゃくちゃに舐める舐める。手作りでなんとか作るものの大暴れでした。
この時に急いでAmazonでエリザベスカラーを購入しつけました。
ゴンゴンぶつけてごはんが食べづらそうでした。
器用に体を曲げて縫合糸を引っ張たりなめたりをしてました。
結果、我が家のちゃちゃは脂肪組織が流出…獣医師の先生曰く”でべそ”になりました。
可能なら術後服をおすすめします。
体にフィットしてくれるのでいつも通りに生活ができます。
準備のいい飼い主さんは手術前に準備して練習をさせたりしていました。すごい…。
結論:避妊・去勢手術は怖くないから可能ならするのをおすすめ!
「手術が失敗したらどうしよう」「全身麻酔って大丈夫なのかな」飼い主さんなら誰しも心配することだと思います。
しかし、獣医師の先生もプロなので最善を尽くしてくれます。
心配なら病院で手術の流れなどを確認するのもいいですし複数の病院を比較してみてもいいです。
おおきな手術なので体に負担はかけてしまいますが、望まぬ妊娠や将来なるかもしれない病気を予防できるメリットも大きいです。
猫ちゃんをもっと幸せにするためにぜひご検討ください!