「鉱物系の猫砂を使っていたけど、鉱物系は危険とかでてくるし心配だなぁ…」
猫には好まれやすい鉱物系。
ベンドナイトは粘土鉱物であるモンモリロナイトを主成分とする岩石です。
砂をかけて排泄物を隠すときに立つ白い煙(粉塵)を吸い込んでしまうのは猫にとってあまり体によくないかもと心配でした。
「安心して使えて、砂は細かくて、よく固まって、できれば軽いようなそんな猫砂なんてないよな…」と諦めていました。
ペット用品を見ていると、条件を満たすびったりの鉱物系猫砂がたまたま目にとびこみました。結論から言うと、これぞまさしく求めていたものでした。
一週間使ってみての正直な感想と鉱物系猫砂の代用品を探している飼い主さんはぜひ最後までお読みください!
「おいもの猫砂」ってなに?原料と製造元は?
株式会社コジマのPB商品です。
問い合わせたところ「自社工場ではなく提携工場で生産を行っている」とのことだったのでOEM製造のようです。
原料はキャッサバ澱粉、大豆繊維。トウモロコシ澱粉、トウモロコシ粉、グアーガムです。
似た猫砂としてよりシンプルに原材料がキャッサバとトウモロコシだけの猫砂( サスティナブリーユアーズ)があります。ただし、お値段は少々お高めです。
実際に使ってみて感じたメリット
原料が安心できる
キャッサバとトウモロコシなので口に入っても問題がない素材になっています。
砂をかく以外にも、猫は身体をグルーミングしてきれいにする生き物なのでなめとってしまうことを考えると岩石よりも植物のほうが安心できると感じました。
お値段が良心的
飼育頭数が増えるとそれだけ猫砂の消費も早いので消耗品の猫砂は安めの方がありがたいものです。
月に1回猫砂を総入れ替えするときも気兼ねなく入れ替えできます。
砂が軽い、捨てやすい、持ち運びしやすい
木製ペレットより少し重いくらいの重量です。
紙系≧おから系>木製ペレット>穀物系>鉱物系
のイメージです。女性でも苦労なく持てるのがよかったです。
あとは地味にうれしいポイントですが袋に持ち手がついているので運びやすかったです。
鉱物系は燃えないゴミとして出さないといけないなどの指定がある場合がありますが、穀物系は燃えるゴミとして出せるのはうれしいポイントです。(※お住いの市町村によります)
血尿などのトラブル時に判断しやすい色
これは特に期待をしていなかったのですが、猫砂の色がかなり白いです。
血尿などの異変があったときに把握がしやすいと感じました。
実際に使ってみて感じたデメリット
砂が小さくて軽いので床に飛び散りやすい
最大のデメリットは砂の粒が小さくて細かいおかげで、非常に床に飛び散りやすいことでした…。
何の対策もしないと床一面が猫砂まみれになります。
猫砂用のマットや猫トイレの周囲の囲いが高めにするなどの工夫が必要だと感じました。
甘い香りが気になる
キャッサバとトウモロコシの香りだと思いますが、ほんのりと甘い香りがします。
うちの猫たちは気にしていませんでしたが、猫の排泄物をスコップでと掬い取るときにほんのりとミルク系の入浴剤の香りがするのが気になりました。
猫の好みはやはり鉱物系に軍配があがる(個人差あり)
使わないことはないのですが、二匹中一匹はトイレを二つ並べていると鉱物系を進んで選んでいました。
トイレへのこだわりがつよい猫の場合好みが分かれました。
結論:穀物系猫砂「おいもの猫砂」は鉱物系の代用品として十分でした
個人的には”代用品として十分な機能が備わっている”と感じた猫砂でした。
なぜかネット上では口コミが少なかったので我が家の感想についてまとめてみました。
「二匹中一匹が気に入ってくれるならこれに切り替えてもいいかも…」と考え中です。
安全にトイレを使ってほしいけど、使い心地は落としたくないという飼い主さんはぜひご建都ください!