【準備できた?】愛猫のために準備しておくべき防災グッズまとめ

おすすめ猫用品

 

「地震が多くて心配。なにか準備をした方がいいとは思うけど、なにからはじめればいいかわからない」

悩んでいるうちに準備しないままズルズルそのまま…。

また時折悩んでは準備をせず…を繰り返していると本当に必要な時に後悔をする日がきてしまうかもしれません。

災害時には人命優先です。

”愛猫の命を守れるのは飼い主さんだけ”です。

思い立ったが吉日です、ぜひこの記事をもとに準備を進めてみましょう!

いつかの自分と愛猫のためにできることはしておきたいという方は最後までお読みください

 

猫の避難グッズの必要なものって結局なに?

 

人間用の避難物資が届くまでにかかる日数は「3日」と言われています。

しかし、猫などのペットの物資が届くまでには3日以上」は見積もって多めに準備をするのが安全です。

かといって多すぎると避難する際の移動に苦労をします。

ちゃちゃ
ちゃちゃ

猫砂は紙砂にする、多すぎるものは見直すなどの工夫をするのよ

ゆかり
ゆかり

詰め込んだら持ち上げて自分が移動できるのかを考えるといいですよ

考える時間がない、猫の避難グッズセットってないの?

あります。

数年前まではこういったものは発売されていなかったように記憶しているのですが、ペット防災危機管理士が監修したというセットが発売されています。

これを基にして、うちの猫に必要だと思うものを追加で入れておくと便利だと思います。

絶対に用意するもの

  • キャットフード(5日分~7日分)
  • 水(5日分~7日分)
  • 薬(7日分~10日分)

特に療法食や持病のある猫の場合は必ず準備します。

フードは【ローリングストック法】(まず2袋買っておいて、1袋そのまま使ってまたストック分を買い足す方法)をすると「フードが賞味期限切れで食べれない…」事態を防げます。

水はペット用の軟水を準備しておくと安心です。

ミネラルウォーターなどの硬水は猫にとってマグネシウムやカルシウムなどのミネラルを多く含むため尿路結石の原因になってしまう可能性があります。

必ず用意するもの

  • 首輪(迷子札付きか連絡先が記入できるものが望ましい)
  • キャリーケース
  • ポータブルトイレ
  • 猫砂またはペットシーツ
  • ビニール袋(できればうんこ用の臭わない袋)
  • 食器

猫は外を歩いていても一見して「飼い猫である」と判断がつきません。

外で買われている猫か、野良猫か、地域猫か…。

首輪をつけている猫というのは「あれ、飼い猫かも」と比較的印象に残りやすいです。

つけられる猫ならばつけておきましょう。

他、キャリーケースは両手があいているリュックタイプが望ましいです。

思わぬ転倒や瓦礫を避ける際にも手があいていないと飼い主さんが大きな怪我をしてしまうリスクが高くなってしまいます。

できれば用意するもの

  • ポータブルケージ
  • タオル
  • ガムテープ

タオルはキャリーなどの目隠しにも使えますし、ニオイつきの普段使っているものがあると安心感があります。

市役所に確認したところ、猫との同行避難は基本的に考慮されていません。

被災した自宅または車で猫のお世話をするか、避難所の住民と話し合って一部区画をペット用にするかを選択することになります。

想像以上に長期化した場合を考慮しておくほうがいいでしょう。

キャリーケースの中で身動きできないまま一週間過ごすというのは猫の健康にもよくありません。

遮光性、持ち運びやすさ、遮光性の生地などの性能面を比較検証した猫用品雑誌で性能No.1だったポータブルケージはこちらになります。

我が家も購入しておくか検証中です。

2匹までだったらまとめて入ってもらうこともできそうです。

ちゃちゃ
ちゃちゃ

普段からおやつはたくさん食べたいものね

可能なら用意するもの

  • ワクチン接種証明書やマイクロチップ装着証明書
  • 健康手帳
  • プリントアウトした猫の写真
  • ブラシ
  • おもちゃ
  • 洗濯ネット
  • おやつ
災害時にはかかりつけの動物病院以外にいくこともあるので、病歴や投薬暦などをメモした健康手帳にまとめておくと治療がスムーズです。
おやつや遊び道具もあると極度の緊張状態の猫のストレスを和らげることができるかもしれません。
アナログですが猫の写真も事前に印刷をしておきましょう。
猫と災害時にはぐれてしまう、避難所でのお世話の最中に飛び出してしまったなどが十分に考えられます。

プリンターがない家庭でも、ネットプリントを使えばコンビニでも気軽に写真印刷ができます。

可能なら「正面の顔」「上から見たときの模様」「飼い主とのツーショット」など複数のパターンを用意しておくと安心です。

 

避難グッズ以外にも準備しておきたいこと

マイクロチップの装着・首輪の装着

令和4年6月1日からブリーダー・ペットショップ等で販売されている犬猫のマイクロチップ義務化がはじまりました。

一般の方については「努力義務」なので強制ではありません。

ただ、東日本大震災では多くの迷い犬・迷い猫がでましたが、マイクロチップを装着している子ほど飼い主さんと再会できる確率が高かったそうです。

可能ならば、首輪もパッと見て「飼い猫」と誰にでも一目でわかる符号になります。

首輪をつけられる猫なら普段からつけてもらいましょう。

 

去勢・避妊手術

避難所で見知らぬ猫と同じケージに入れられる、もしくは自身にびっくりしてそのまま迷子。

落ち着いて猫の様子をみたらおなかに妙なふくらみが。もしかして妊娠してる…?なんて想像したくないですよね。

ワクチン接種

普段の家では感染リスクが低くても、非常時にはなにがあるかわかりません。

自分の猫が感染させられるかもしれませんし、よそ様の猫を感染させてしまう病気があるかもしれません。

1年に1回の3種混合ワクチンはマナーとして受けている方が安心です。

 

クレートトレーニングをする

ケージやキャリーに慣れさせることを”クレートトレーニング”といいます。

犬の訓練でよく使われる用語です。

避難先ではケージで基本的に暮らすことになるので、ケージ=安心して生活できる場所と覚えておいてもらうと猫のストレスが全く違います。

例えば、ごはんやおやつをあげるときは必ずケージの中で与えていい印象をつける。

猫が嫌がる掃除機を使っているときはケージの中に避難してもらって安心できる場所だと印象をつけるなど普段の小さなトレーニングを行っておきましょう。

 

避難場所の確認をしておく

「〇〇市 避難場所」などと検索するとでてきます。

最寄りの避難場所と道順を確認しておきましょう。

可能なら市町村が行う防災訓練に積極的に参加しどう行動するのかのシュミレーションを行っておくと安心です。

「ペットは避難場所に連れて行けるのか?スペースはあるのか?」など疑問点があればその時に質問をしておくのも有用です。

私が住んでいる市町村は「ペット同伴の避難はその場にいる住人の方との話し合いで…。決まってないです。基本的には自宅での避難になると思います」という曖昧な回答でした。市町村によって想定していないケースもあります。

家の中の転倒・落下防止対策をする

タンスが倒れてきて、その下敷きになった猫が…。

本当に想像したくないですが、転倒防止対策に冷蔵庫、食器棚、テレビなどを対策をしましょう。

ケージ、キャットタワーも同様にです。

 

飼い主の避難グッズを準備する

意外と忘れがちですが、飼い主が生き延びないと猫たちも生きられません。

必ず、生き残りましょう。

人間の備蓄は最低でも3日分あればなんとかなるそうです。

我が家でも防災セットを購入して玄関に置いて私は準備してます。

実際に購入したものは食料と水、懐中電灯がセットになっているなんの変哲もないものですが、物品ごとに色分けされたポーチに入っているものを選びました。

避難所でのストレスや猫の世話が心配で頭がうまく回らないのではと考えたためです。

例えば、サッと必要な懐中電灯を選んで取り出し倒壊した真っ暗な家の中を迅速に脱出するような場面に出くわしてしまうかもしれません。

猫と一緒に逃げるためにも飼い主の防災グッズは必要です。

結論:我が家の猫を守れるかどうかは飼い主の準備次第!

「準備するものが多すぎる!」と思ったかもしれませんが、すこしの苦労で猫の安全が用意できると考えると必要な苦労だと思えてくるのではないでしょうか。

私も腰が重かったですが、準備さえしてしまえば安心感の方が勝ったので結果的にはやってよかったなと思えました。

ぜひ、みなさまも準備をしてください!

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