「お風呂って入れた方がいいのかな?みんな入れてるみたいだし…」
猫にお風呂は必要?
基本的には必要がありません。
猫の飼育本やSNSを見ているとシャンプーをしている人が多くいるので私も入れていましたが、室内飼育の猫はきれいな状態なのです。
人間の場合は汗や皮脂が出て体が汚れるので毎日お風呂に入ります。
猫の場合は汗をかくのは主に肉球だけで、皮脂も額、頬、口周囲、顎下、耳、肛門周囲からだといわれています。
猫は毛づくろいで自分自身で十分に体をきれいにすることができるということです。
お手入れ毎日してるのよ
ノミ・ダニや毛が絡まってしまった場合はどうする?
ノミ・ダニがついたときはシャンプーは必要?
不要です。
猫たちにノミがついてしまって獣医さんにシャンプーは必要ですか?と聞いてみたところ以下のことを言われました。
いらないわよ~!駆除薬つけてお部屋の掃除徹底的にしてね!
毛が絡まってしまった場合はシャンプーは必要?
ブラッシングのほうが効果的な場合が多いです。
苦手な猫ちゃんも多く、根気のいる作業ですが、目の粗いものから細かいものなど使い分けて塊を徐々にほぐしていくとシャンプーをするよりも猫の負担が少なくて済みます。
猫にお風呂が必要になるのってどういう場合?
拭いただけでは取れない汚れがついてしまった場合
例えば長毛種のお尻の毛についてしまった乾燥しきったうんち。
あるいは、洗剤や油などタオルなどで拭いただけでは取れないものや舐めては危険なものが大量についてしまったような場合はシャンプーが必要になります。
真菌などの皮膚疾患が出た場合
獣医師さんの診断の上で薬浴指示を受ける場合があります。
猫がかゆがったり、毛が抜けたり、かさぶたができるなど普段との違和感を感じたらとりあえずシャンプーをしてみるではなく、病院に相談しましょう。
皮脂が出やすい品種
スフィンクス、セルカークレックス、コーニシュレックス…などなど。
無毛や巻き毛、ほとんど毛のないような皮脂が出やすいような品種の場合はシャンプーが必須の場合があります。
お風呂に入れずに猫をきれいにする方法は?
蒸らしたタオルで全身を軽く拭く
フェイスタオルを水にぬらして緩めに絞る。
500〜600wのレンジで30秒〜1分を目安に温めるだけで蒸しタオルは簡単にできます。
熱すぎると猫がびっくりするので、人間も触って気持ちがいい温度かどうかを確かめてから手早くさっと拭いてあげます。
顎下や顔回りなど普段自分ではお手入れしづらい箇所は特に喜ばれやすいです。
ドライシャンプーを活用する
泡が出てくるので、被毛つけたあとにふき取るというものです。
我が家にあるのはライオンものです。
ふき取った後にべたつくなどの残った感じはなくかすかに石鹸のような香りがしていい匂いになります。
ただし、カチカチになったお尻のうんちはこれでは取れません…。
ドライシャンプーでも問題なさそうという人は無香料タイプのドライシャンプーもあります。
ちょっとお値段がしますが…ブラッシングのときに絡まった毛をほぐすためにも使えるすぐれものです!
ライオンのドライシャンプーを使い終わったらこちらを試してみようかと思っています。
お尻の毛をカットする
物理的に毛につかなくするにはカットするしかありません。
我が家はペティオのバリカンを使ってカットをしています。
肛門を傷つけないように注意しながらバリカンでカットしていきます。
詳しいカット方法についてはこちらの記事でも紹介をしています。