【できてないかも?】猫を感染症から守るためにしたいこと10つ

お悩み

「猫には健康に過ごしてもらいたいけど注意したほうがいいことってあるのかな?」

”猫の感染症”と聞くとなんとなく怖そう。

でも、うちの猫に限ってなるわけないよね…と思ってしまいがちです。

感染症は他人ごとではありません。飼い猫でも対策をしないと感染することも考えられます。

 

実は日常生活でしている何気ない行動が感染リスクを高めてしまっていることもあります。
私も「これはできていなかった…」と思った内容もいくつかありました。

今回は、猫と飼い主が一緒に長く暮らすうえでお互いに注意したい病気・感染症について情報をまとめていきます!

猫が予想外の病気になることを防ぎ、また、飼い主が入院して十分なお世話ができなくなってしまう未来を回避したい人はぜひ最後までお読みください。

猫の感染症・病気ってなにがあるの?

ウィルスや寄生虫、ノミなどを媒介とするもの様々なものがあります。

今回は代表的なものを紹介していきます。

感染症は「猫から猫」だけではなく「猫から人」「人から猫」に感染するものもあります。

主に「猫から猫」で広がる感染症・病気

感染した猫との接触、母猫からの感染、噛み傷、食器の使いまわしなどが感染経路になります。また人を媒介して感染する病気も含まれます。

  • ネコウイルス性鼻気管炎 ※
  • ネコカリシウイルス感染症 ※
  • ネコ汎白血球減少症 ※
  • ネコ白血病ウイルス感染症
  • ネコ後天性免疫不全症
  • ネコ伝染性腹膜炎

※は三種混合ワクチンに含まれるものを指します

主に「人から猫」「猫から人」に感染する感染症・病気人獣共通感染症(ズーノーシス)

病原体によってさまざまであり、人も猫も重症化するものや猫は無症状でも人で重症化するもの、またその逆の人は無症状でも猫が重症化するものがあります。

  • トキソプラズマ感染症
  • 猫ひっかき病
  • パスツレラ症
  • Q熱

 

飼い猫を感染症から守るためにできること5つ

猫が集団でいるようなところは立ち寄らない

特に野良猫を触るのはいけません。病気や感染症、寄生虫など一体なにを持っているのかが全く分からないためです。可愛いからと触らないでください。

例えばパルボウイルスは人間の靴裏に付着して気がつないうちに持ち帰っていることもあります。不用意に近付かず、触らないようにしましょう。

ちゃちゃ
ちゃちゃ

おさわり禁止!浮気は許さない!

猫は室内飼育を徹底する

外は病原体の宝庫です。また車に飼い猫が事故にあうケースや糞尿によるご近所トラブルも懸念されます。猫は室内飼育を徹底し、猫の散歩も原則やめましょう。

予防接種を受ける

三種混合ワクチン、五種混合ワクチンなどで猫の五大感染症と呼ばれる感染症を予防することができます。

ワクチンの内容や時期、接種の頻度、猫の体調年齢などはかかりつけの動物病院に相談してください。

避妊・去勢手術を行う

繁殖期を迎えたメス猫が外に出たがったり、家の中から飛び出してしまったという話も耳にします。猫は一度の出産で4〜8匹の子猫を産むと言われています。猫の繁殖力は極めて強く、1年で2〜4回の妊娠が可能です。1組の猫から1年後に20匹以上、2年後に80匹以上、そして3年後には2000匹以上に増えます。将来的に生殖器の病気になるなどのリスクもあるため完全室内飼育の猫でも避妊・去勢はしましょう。

ネズミ、虫、鳥などの狩りをさせない

猫は本能で狩りをします。野良猫が空腹に耐えかねて生き物を食べるのとは違い、飼い猫が生き物を狩るのは遊びです。

人間の管理していない動物、ほかの種族の動物は何の病気を持っているのかもわかりません。食べることや口に含むことは絶対にやめましょう。

また、彼ら(ネズミ、虫、鳥など)は猫のおもちゃではありません。生き物です。

 

飼い猫から感染症をもらわないためにできること5つ

猫との過度なコミュニケーションは控える

口移しでものを与える、キス、一緒に寝るなどです。俗に言う「猫吸い」などはノミが媒介して感染することもあるため過度なコミュニケーションは控えましょう。猫アレルギーを発症させるリスクにもつながります。

一緒に寝ているので私もこの辺りはできていません。

ゆかり
ゆかり

情熱的なキスはゆかりもちょっと遠慮したいですよ…

手洗い・うがいをこまめに行う

猫に触る前、触った後は必ず手を洗うようにしましょう。

気を付けていても猫の毛や唾液、糞尿が手に付着している場合があります。

お互いの健康のためにも適切な距離感を保ちましょう。

ブラッシング、爪切りなどのお手入れをこまめに行い猫の清潔を保つ

猫からの傷は甘く見ないでください。敗血症になった飼い主もいます。傷口を石鹸であらって、よく消毒をする。異変がある場合は即座に病院へいきましょう。

知人は猫に噛まれてから病院で毎日点滴治療をしています…。

室内飼育の猫でもノミが潜伏していることもあります。

去年の冬にまさかのノミがいることがわかり大変苦労しました。

玄関に寝転がる猫、通販の段ボール、新調したキャットタワー今思えば心当たりが多すぎます。

トイレ掃除をするときは注意をする

糞便中に寄生虫の卵のようなものが潜むことがあります、

トイレ掃除をするときには絶対に素手では触らないようにしてください。

終わった後は手を洗う、可能ならゴム手袋などで予防をしましょう。

人間と猫の食器・飲み水は共有しない

特に気にならないからと共有していませんか。

猫の唾液や血液が付着している場合もあるので共有はやめましょう。猫専用食器を用意して猫は猫、人は人とわけましょう。

食器用スポンジも猫用と人間用を分けるというのもあってもいいですね。

猫がこっそり飲む予定だった飼い主の水を飲んでいた場合は違うコップで入れなおしましょう。そのまま飲んではいけません。

まとめ:猫と飼い主の健康のためにできるところからはじめてみよう!

「こんなに注意しないといけないのか…」と思ってしまう人もいたかもしれません。

過度に神経質になりすぎなくてもいいですが、飼い主側で少しの対策をするだけでかわいい猫を病気から守れると思えば安い苦労です。

これならまあできなくもないというものもあったのではないでしょうか。

気になる病気などは別途症状やなどを調べると事前の対策もしやすくなります!

感染症や病気から猫を守るためにできるところからはじめてみましょう!

 

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飼い主

ただの共働き家庭のOL。20年越しの夢「猫を飼う」を実現し、猫好きに加速がかかりっぱなしな飼い主。家庭内ヒエラルキーは猫≧人間。猫への課金が趣味。

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