「うちの子冷房好きじゃないし、よく床に寝転んでる。暑くないか心配だなぁ…」
夏が近づくにつれて、猫がよく床に落ちている季節になりました。
エアコンは24時間フル稼働させているとはいえ、暑いのかと心配になりますよね。
エアコンの温度設定について悩んでいる場合はこちらの記事が参考になります。
今年の猫の暑さ対策として「大理石マット」を購入してみました。
自然な冷たさで猫たちにも中々好評だったので紹介します!
冷房嫌いやアルミ猫鍋が合わなかった猫ちゃんがいるお家の飼い主さんはぜひ最後までご覧ください!
猫には大理石マット!?人気の理由と使ってみて感じたメリットとデメリット
大理石がそもそもなぜ冷たく感じるのか?
熱伝導率(体温が奪われる速さ)が高いほど冷たいと感じます。
大理石2.79 W/m・k
「お、じゃあアルミニウムの方が優秀なんじゃないの?」と思いますが、熱伝導率は熱の伝わりやすさともいえます。
鍋やヤカンを火にかけたときをイメージしてみてください。
最初はひんやりしていますが、水を入れてお湯を沸かすとアルミの捏伝導率は高いのでしばらくすると沸騰してきます。
つまり、最初はキンキンに冷えていても熱が伝わってぬるくなりやすいとも考えられます。
大理石は比較的大きな方解石の結晶の集まりで、岩石の中では熱伝導率が高い方です。心地よい冷たさが持続しやすいので猫からの人気を集めやすいです。
メリット
自然な冷たさ
人間が触っても冷たくなりすぎず、気持ちのいい冷たさでした。
エアコン嫌いな猫ちゃんでもこれなら涼んでくれそうです。
お手入れが簡単
お手入れは基本的に乾拭きでいいそうです。
艶がなくなってきた場合は大理石用のワックスをかけると品質を保てるようです。
個人的には、毛がつかないのと吐いたり汚してしまってもさっと拭けるのがいいなと感じました。
見た目がおしゃれ
大理石ってなんかおしゃれじゃないですか…?
インテリアに馴染んで且つ、猫も喜んでくれるとか最高じゃないですか?
表面がつるんとしていて高級感がありました。好き。
デメリット
アルミ猫鍋より重たい
石材なのでやはり重量がでてしまいます。
掃除をする時にちょっと移動させる、配置を変える、季節が過ぎたので片づける。
そんなときはちょっと気なるかもしれません。
石の下の床が傷まないか心配
石材が動くと床が擦れたり、通気性が悪くなってしまいます。
下にすのこやフェルトなどを貼る工夫が必要です。
猫の大理石マットの選び方
サイズは猫のサイズを考えて選ぶ
40×40cmの大理石マットを3kg台の猫が使った場合はこんな感じです。
ちょっと足がはみ出すくらいです。
30×30cmは子猫向けか2枚繋げて使う必要があります。
角丸のものを選ぶ
角が削られていないタイプのものの方が安価ですが、猫の安全も考えると角丸が安心です。
走ってぶつかってしまった…となると重量もあるので怪我をしてしまうことも考えられます。
あとは飼い主さんも不意に足をぶつけたとなると悶絶ものの痛みになります。
ペット用のものを選ぶ
意外とパンの捏ね台などでも大理石の板が販売されています。
違いとしては側面が削られていなかったり、厚みが薄かったりします。
使用用途として想定されていないので、ペット用のものを選ぶことをおすすめします。
我が家で選んだ大理石マットはこちらになります。
石専門店の大理石の方が品質が安心だと思って選びました。
実際に届いたものはかなり頑丈にプチプチで梱包されていて、フェルトも無料でついていました。
床に直置きになる点が気になっていますが「100均ですのこを買って上におけばいいか」と考えています。
猫が大理石マットに乗らないときはどうする?
置く配置を変える
猫ちゃんを飼育されている飼い主さんなら何度も経験している「ちょっと置き場所を変えたらすんなり使っている…」を経験しました。
いつも寝転がっているところに置きかえたら満足げに使っていました。
結論:今年の夏の猫のひんやりグッズは「大理石マット」で決まり!
大理石マットは正直使ってくれるのかと心配で購入を躊躇っていました。
気持ちよく寝転んでくれる姿を見ていると買ってよかったものランキング上位にはいりました。
是非、猫ちゃんの暑さ対策でお悩みの飼い主さんにこそ一度お試ししてもらいたいです!