【首輪嫌いな猫に悩む飼い主さんへ】嫌がらない首輪の選び方と慣れさせ方

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「うちの子って首輪をつけると毎回、嫌がるし無理につけなくてもいいのかな

 

首輪が苦手な猫は意外と多くいます。

そして、それに悩む飼い主さんも多くいます。

我が家も首輪嫌いな猫に悩む飼い主の一人でしたが、なんと装着できるようになりました。

無理だと諦めていましたが「(個体差によるが)成猫になってからでも、装着できるようになる子もいる」ということがわかりました。

 

もちろんパニックになってしまったり、持病の関係で難しい猫もいます。

全猫が装着しなければならないというものではありません。

ただ、実際にあった迷子の動物を保護したときの経験や、災害時に離れ離れになったときなどの”非常事態にこそ効力を発揮する非常に心強いアイテム”だと感じています。

今回は実際に効果があった首輪の選び方、慣れさせ方についてをまとめました!

 

猫の首輪は本当に必要?

 

迷子猫になったときに第三者に印象に残りやすい

「野良猫」「地域猫」「外飼い猫」と外に猫がいることがまだまだ当たり前な時代です。猫が外にいることに違和感を持つ人は想像よりも少ないです。
過去に、迷子猫の捜索のお手伝いをしたことがありますが、大変苦労しました。
聞き込みを行っても、よほど特徴的な猫でもない限りは印象に残っておらず連絡もありませんでした。
首輪をつけた小綺麗な猫なら違和感として人の記憶に残りやすくなる可能性があります。

誰にでもわかる”飼い猫”の符号

何十年も前の話になりますが、迷子の犬を保護したことがあります。
迷子になって時間がたっていたのか毛もボロボロ、爪も肉球に刺さるほど伸び切ってひどい状態でした。狂犬病が心配だと母が追い払おうとしましたが、首輪がついていたので飼い犬なのではと動物病院に連れて行き飼い主さんのもとに帰れました。
マイクロチップを装着していても病院や保健所で読み取りがされないと効果を発揮できません。
パッと見て誰にでもわかる符号というのは想像以上に重要です。
ちゃちゃ
ちゃちゃ

でも、首輪がセーフティバックルで外れることもあるよね?意味ないんじゃない?

ゆかり
ゆかり

外れたとしても、再会できる可能性が1%でもあがるなら意味はあるですよ。セーフティバックルで外れたなら安全に機能したとも捉えられるです。

 

猫が首輪を嫌がる理由と原因別の選び方

首輪が重たい

本革製や大きな飾りがついているものは必然的に重くなってしまいます。

猫は上下にも動く三次元的な動きをしますし、骨の数も少ないので首に負担がかかってしまいます。

猫用のなるべく軽い首輪だと負担が少なくなります。

首輪の素材が皮膚とあわない

皮膚とフィットしているのでナイロンやレザー調のものだとかゆくなってしまう子もいます。

あとは、首輪が皮膚にこすれるような形状の場合は余計に気になってしまうこともあります。

綿素材や、丸紐タイプなどを選ぶとストレスが軽減される子もいます。

首輪をつけていることによって十分な毛づくろいができない

猫にとって毛づくろいが満足にできないことは非常に大きなストレスになります。

首輪をつけてみて、普段通りに毛づくろいができているかを観察してサイズ調整をしてあげることも首輪をつかいこなすことにもつながります。

首輪の鈴や迷子札が鳴ってうるさい

猫の位置がわかるようになるので便利なのですが、猫は人間の8倍耳がいいといわれています。

動くたびにちりんちりん音が鳴るとうんざりしてしまう子もいます。

販売されているものには鈴がつけられているものも多くあるのでペンチなどで外してしまうことをおすすめします。

首輪を嫌がる猫におすすめしたい首輪の紹介!

 

シュシュタイプまたは丸紐タイプ

皮膚に擦れてかゆいということが少ないのか首輪の端が丸いものだとうちの猫の場合は嫌がりませんでした。

キャンリボさんのシュシュ首輪は日本製でひとつひとつ手作り、作りもよかったです。

リボン付きのものもあり可愛いのですが、水を飲むときにリボンが濡れてしまって猫が驚くのでなるべく飾りはなしでシンプルなものがおすすめです。

Felestoさんではなんと丸紐タイプ、迷子札付きで2gの首輪が販売されています。「猫もつけているのを忘れるくらいにいいと」と評判がいいようでこちらも気になります。

手作りの首輪

現在つけている首輪の一つは飼い主が自作したものになります。

非常に不器用なので、2つ作って2時間程度かかりましたがなんとか完成しました。

好きな生地が作れることやサイズの調整がしやすいメリットがあります。

個人的によかったことは、余った布で猫とおそろいのシュシュを作る!というアレンジも可能で夢が膨らむの点が素晴らしかったです。

生地は「シーチング生地」ゴムは「マスクゴム」を使うと猫も負担が少ないと教えていただき作りましたが、大正解でした!

カラーはイエローで作りました。

あるとよりよいストレスの少ない迷子札

首輪本体に連絡先を縫い付ける、書き込むというのも一つの手です。

ただ、我が家はこちらのゴロにゃんさんのお手紙型の迷子札を使っています。

連絡先以外にも持病のことなど書き込める内容が多いのとほかの首輪に簡単に付け替えられること。

あとは、文字が擦れて消える心配が少ないのが決め手でした。

 

首輪の慣れさせ方

 

短時間から装着する

いきなり1日中つけておくのは困難です。

1日5分だけ、1時間だけ、飼い主がいる間だけと徐々に時間をのばしましょう。

首輪をつけたあとにおやつをあげる、遊ぶなどいい体験を+してあげると猫も首輪に対しての認識がかわるかもしれません。

 

首輪を外す時間を作ってあげる

どんなに軽くて皮膚にやさしい首輪でもずっとつけているとかゆくなるもの。

ブラッシングするときは外すや、休日は外すなど時間を決めて外してあげましょう。

そのときにサイズが小さすぎたり、大きすぎたり、壊れていたりしていないかなども確認をしましょう。

ちゃちゃ
ちゃちゃ

サイズがゆるすぎると猿ぐつわ状態になるから注意!

ゆかり
ゆかり

指が2本入るくらいの隙間があるとベストですよ

首輪のどの点を嫌がっているのかよく観察する

猫によって嫌がっているポイントは異なります。

どういう行動をしているときにうっとおしいと思っているのかなどを観察してみましょう。

 

結論:嫌がる原因が理解できれば克服できることも!

嫌がる子も多いですが、装着ができればもしものときに役立つアイテムにに早変わりします。

世の中で動物を飼っている人は2割程度だといわれています。

マイクロチップ装着をしていても、必ず動物病院や保健所に連れて行ってもらえるとは限りません。

首輪ハゲなどのリスクはありますが、メリットの方が大きと個人的には感じています。

もしものときに愛する猫を守るため、ぜひ練習にチャレンジしてみてください!

 

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