「いつも買ってる療法食が値上げしすぎてて買えない…!高すぎる!」
いつものようにAmazonでロイカナを注文しようとしたところ、転売を疑うレベルの値段が飛び込んできました。
我が家の猫たちは体質的に便秘がちで療法食が手放せません。
ネットを探したところベッツワンの療法食が一番安いということが判明しました。
しかし、正直聞いたこともないメーカーなので「本当に大丈夫なのか…」と不安な気持ちになりました。
結論からいうと、うちの猫たちは問題なく普段通りの効果が得られました!
品切れ・メーカー値上げ・猫が味に飽きてしまって全く食べない等々で困っている人たちがいるようなので備忘録もかねて書いておきます。
「こんなものもあるんだな!」と読んでもらって、選択肢の一つとして増えれば幸いです。
ちなみに、私はベッツワン公式サイトの定期便で購入しています。
20%オフクーポンがついていたり買い忘れがないので楽です。
今回はロイヤルカナンが品薄の理由と代替品を実際に使ってみた感想もまとめていきます。
そもそも、ロイヤルカナン可溶性繊維が値上げ・品薄な理由とは?
値上げの理由(12/1追加情報)
原材料である小麦、トウモロコシ、大豆の価格上昇し続けています。原価価格の高騰は止まらず、世界的な需要過多に伴う輸送コストの上昇も継続も継続しています。
ロイヤルカナンは2023年2月にはドライは約9%、ウェットは約20%の値上げが待ち構えています。
療法食はほぼ全商品が値上げになる見込みです。
品薄の理由
「現在、ロイヤルカナン食事療法食の複数のウェットおよびドライの製品において、ご要望が供給量を上回ってしまってご不便をおかけしております。品薄は、(背景として)世界的な需要の急増や、新型コロナウイルス感染拡大に伴う輸送全般への影響により、輸出に遅れが生じていることに起因しております」(ロイヤルカナン ジャポン広報部)
輸送が関係しているそうです。
個人的には時期的にもコロナが流行したり、ウクライナの件があったり、円安の影響があったりと不安定な世情が関与しているのかと考えていました。
この間の病院に行ったときに聞いたのですが
療法食だけじゃなくて猫の医薬品も品薄になった時期もあって病院も大変だったわ~特に透析の子とか死活問題よ!
療法職が必須の猫を飼育している家庭にとって、深刻な問題です。
ロイヤルカナンの代替品になる猫のフードはあるの?
ヒルズ 腸内バイオーム
うちの猫たちの里親さん(獣医師)にロイカナが気に入らなかった・あわない場合に勧められたのがこちらです。
アメリカのメーカーだからか、はたまた円安の影響なのか、ロイカナよりも更に値段が高騰していまいた…。(2022年10月28日現在)
こちらも食べさせたことはありますが、粒が大きくて匂いがザ・ペットのフードって感じのニオイがします。
ベッツワンベテリナリー 消化器ケア可溶性繊維
私が実際に購入して猫たちに食べてもらっているのはこちらです。
決め手は、高騰しているロイカナと比較すると圧倒的な安さ…!
レビューが少ないのが気になりましたが、療法食以外を試すのも体調を崩す可能性がある。
あとは”今後も値上げ・品薄・猫のフードの飽きがくる可能性”が頭の中から捨てきれなかったので実際に公式サイトから購入をして試すことにしました。
ベッツワンってそもそもなに?評判はいいの?
ベッツワンとベッツワンべテリナリーとは
ペットゴー株式会社が展開するペットゴー(ペットヘルスケア通販サイト)サイトにて主に販売されています。
ペットゴーのPB(プライベートブランド)がベッツワンです。
例えば、イオンなら「トップバリュ」イトーヨーカドーなら「セブンプレミアム」がそれに該当します。
範囲は食事から、医薬品、サプリメント、デンタルケアまでを手掛けています。
特徴的なのは、日本発のブランドであることです。
そのベッツワン中でも、ベッツワンべテリナリーは犬猫の食事療法食のラインのことを指すようです。
なぁんだ、プライベートブランドの療法食ってことね
療法食にも色々あるですよ
べッツワンの商品ラインナップについて
- pHケア
- 肥満ケア
- 腎臓ケア
- 避妊・去勢ケア
- 高齢ケア
- 総合栄養食(ベッツワンプレミアム)
療法食が5種類、通常の総合栄養食が1種類の内訳です。
100gからのお試しサイズも販売されています。
低価格の理由は?大丈夫なの?
「聞きなれないブランドなのでちょっと不安…」という気持ちですよね。
私も不安でしたが、大型スーパーのペット用品コーナーにも取り扱いがあったので徐々に認知されてきている印象です。
PB商品が安い理由は、小売業者自身が商品の企画・販売しているからです。
商品の生産コストを抑えることができるため、消費者に低価格で提供できるのです。
また、CMなどの広告宣伝費をかけていないので、NB商品よりも安い価格で商品を販売できます。(マネーの達人より引用)
余計なコストがかかっていない分この価格が実現できたってことですね!
評判は?レビューが少ないのはなぜ?
Amazonレビューを見る限り異物が入っていたり梱包が破れていたり、体調を崩したなのどのレビューは見受けられませんでした。
レビューが少ないのは私も気になりました。
調べたところ、ベッツワンべテリナリー 消化器サポート可溶性繊維が発売されたのが「2022年2月頃」で発売開始されたのが新しく知名度が低いことも理由の一つだと考えられます。
ベッツワンべテリナリー 消化器サポート可溶性繊維のレビュー
結論から言うと、ロイカナの代替品になりました。
便秘になったらどうしようと思いながらロイカナとまぜて切り替えて2週間様子見をしました。
特にうんちに異変が起きたりはしていません。
素材の比較
【ロイヤルカナン 可溶性繊維】
米、肉類(鶏、七面鳥)、コーン、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、コーングルテン、サイリウム、加水分解レバー(鶏、七面鳥)、チコリー、卵パウダー、魚油(EPA/DHA源)、大豆油、酵母および酵母エキス、フラクトオリゴ糖、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-リジン)、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ミネラル類(Cl、K、Ca、Na、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I 、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
【ベッツワンべテリナリー 消化器ケア可溶性繊維】
鶏肉、ジャスミンライス、コーン、小麦タンパク質分離物(消化率90%以上)、加水分解動物性タンパク(鶏肉)、油脂類(動物性油脂(鶏)、魚油、大豆油)、コーングルテンミール、サイリウム、卵パウダー、ミネラル類(K、Cl、Ca、P、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、酵母、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)、フラクトオリゴ糖、アミノ酸(L-リジン、タウリン、DL-メチオニン)、酵母エキス(マンナンオリゴ糖含有)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)、保存料(ソルビン酸カリウム)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)
成分の比較
たんぱく質 | 29.0 %以上 |
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脂質 | 13.0 %以上 |
粗繊維 | 3.9 %以下 |
灰分 | 8.0 %以下 |
水分 | 6.5 %以下 |
たんぱく質 | 30.0 %以上 |
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脂質 | 14.0 %以上 |
粗繊維 | 2.5 %以下 |
灰分 | 8.0 %以下 |
水分 | 6.5 %以下 |
ベッツワンの方が租繊維が少なく、たんぱく質と脂質が1%の差ですが多いという結果でした。
粒の大きさ
左がロイカナ、右がベッツワンです。
粒の大きさも形状は違いますがよく似ています。
実際に食べてみましたが、両者とも軽い力で噛み砕くことができました。
味・食いつき
ロイカナって基本薄味のおつまみスナックのような味がして美味しいのですが、私が試食してみてもよく似た味だと感じました。
猫たちも特に違和感なく普段通りよく食べていました。
ロイカナの味に飽きた猫ちゃんがベッツワンを試したところ「またよく食べるようになってくれた!」というレビューもありました。
十分、互換性があると感じました。
ウンチの様子
便秘になることもなく元気に出してました。
気のせいかもしれませんが、どことなく普段よりもモチモチしているウンチでした。
結論:ロイカナが品切れのときはベッツワンの可溶性繊維もアリ!
切り替え前は心配でしたが、想像したよりも安心できるメーカーだったので紹介しました。
もしまた品切れになったときにはお世話になろうと思っています!
同じようにお困りの飼い主さんの参考になるように備忘録もかねてまとめておくので、迷っている方は参考になさってくださいね。