「観葉植物を置いてみたいけど、食べたり悪戯したりしそうだし…やっぱり猫がいるし…」
観葉植物は猫にとって有害な植物、無害な植物があります。
「調べ不足で実は有害だった…」となったら怖いと我が家も観葉植物は避け続けていました。
ついに比較的安全性が高いコレだ!と思うものを見つけてきました。
フェイクグリーンです。
100均の安いホコリまみれのフェイクグリーンしかイメージでしたが、最近の値段のするフェイクグリーンは本物の植物と見間違えるほどクォリティが高く進化していました。
結論から言うと、猫のいるご家庭には本物の観葉植物を置くよりもメリットが多いと感じました。
今回は家に緑を置きたいけど猫の安全を考えると置けない…と諦めていた飼い主さんに向けてフェイクグリーンについて紹介をしていきます!
実際に家に置いてみた結果などもまとめていくので最後までお読みください。
観葉植物は猫にとって危険?フェイクグリーンは安全?
一長一短です。
例えば、フェイクグリーンの場合は有害な植物の危険は回避できますが、プラスチックとワイヤーで作られています。
もしも猫が食べてしまったときの誤飲のリスクは存在します。
観賞植物の場合は植物の種類(モンステラ、ポトスなどのサトイモ科の植物やドラセナ、多肉植物は危険)に注意しなければいけませんが、誤飲のリスクは低くなります。
え、じゃあさフェイクグリーンって置く意味ないやん
極端ですね、それをこれから説明するですよ…
フェイクグリーンを置くことでの猫と人のメリット
フェイクグリーンを家の中に置くことで緑視率(りょくしりつ)が向上するといわれています。
視界を占める”緑の割合”が何パーセントかを指すものです。
10~20%緑のものがあると人間は最も癒しを感じるそうです。
猫は黄色、青、緑は認識することができる色と言われているため猫にも少なからず影響しているかもしれません。
またフェイクグリーンの種類によっては、光触媒コーティングがされており消臭・抗菌効果のあるものもあるので猫トイレのにおい軽減に役立つことも期待できます。
実際に我が家の選んだフェイクグリーンと失敗
やはり、緑が部屋の中にあると癒されました。
2〜3日は人がいない留守番中は猫が入れない部屋にフェイクグリーンを移動させたりしていました。
最終的には、対策をしてからは猫たちもフェイクグリーンには興味をなくして問題なく生活ができています。
我が家の場合は購入してそのままでは悪戯ばかりされていたので工夫した点やこうすればよかったと感じた点についてまとめます。
実際に購入したものはこちらです。
エアコンの風で揺れる場所、キャットタワーの近くには置かないこと
風で葉が揺れてカサカサと音がするなどは猫の興味関心をひいてしまいます。
また普段からくつろいだり遊んでいるキャットタワーの近くなどに配置すると、必然的に視界に入るので前脚でちょんちょんとつついてみたりしたくなってしまいます。
我が家では猫の視界に入らず好んで近寄らない、お掃除ロボットの隣に配置しています。
鉢をカバーすること
フェイクグリーンは土が入っていないので軽く、転倒しやすくなっています。
猫が飛びついたりすると倒れてしまっていました。
鉢カバーを購入してもいいのですが、大きな鉢カバーは五千円以上します。
最終的に、大きくて、土の部分が隠れてなるべくお値段がしないものを…と調べまくった結果、白のゴミ箱を鉢カバーとして使ってます。
テカテカとしたプラスチック特有の光沢感もないので意外となじんでいます。
土部分はジュート麻生地で覆うようにする
土部分はヤシのグラスファイバーが接着剤で固定されていました。
猫が引っ張って遊ぶので、ジュード麻生地で覆うようにすると遊ぶこともなくなりました。
余った生地は野菜袋として活用してもいいそうです。
猫におすすめのフェイクグリーンの選び方
葉っぱが大きめで、猫が触れる位置は幹だけのものがいいです。
フェイクグリーンはホコリが溜まるので葉っぱが大きめの場合は掃除がしやすいですし、風で揺れて猫の興味をひくことが減ります。
可能なら低い位置に葉がない方が猫の手に触れずらいので安心感があります。
驚くほどリアルで遠目から見ると本物の植物のようでした。
スペースに余裕がある方ならウンベラータのこちらが最も猫の興味をひかない形だと思います。
スペースに余裕はないが、フェイクグリーンの存在感は欲しいという方はこちらの中程度の大きさのものがあります。こちらは鉢付きでスリムなタイプになっています。
うちの家も次は追加でこちらを購入したいとひそかに狙っています。
結論:猫がいる家庭で緑を置きたい場合は選択肢の一つになる!
完璧に安全というわけではないですし、猫の本人の性格にもよるため、すべての猫がいる家庭におすすめできるわけではありませんが、フェイクグリーンは選択肢の一つになると私は感じました。
置いてみて悪戯ばかりされるようなら、玄関や仕事部屋など猫が入れない部屋に置こうと考えて思い切って購入をしました。
土を掘り返したり、虫がわいたり、植物のお世話をする時間をとらなくていい点が楽ですし、週に一回柔らかい布で葉っぱ部分を乾拭きする程度のメンテナンスなので時間がとれないので助かりました。
観葉植物は心配だけど、緑は置きたいと迷っている飼い主さんは選択肢の一つとして考えてみてください。