【検証結果付き】猫の尿がとれる4つの方法

おすすめ猫用品

「尿検査をしましょうって言われたけど全然うまくとれないよどうしよう

 

腎臓病になりやすい猫と尿検査は切っても切り離せない関係です。

今は健康な猫でも数か月に1回尿検査をしておくことで早期発見につながります。

採尿をしなければいけない日はある日突然訪れるものです。

猫を飼育している飼い主なら避けて通れない道といっても過言ではないでしょう。

 

今回は、非常に不器用な飼い主が我が家の猫たち二匹に採尿グッズを使いながら採尿してみた感想と成功させるためのコツなどを実体験を交えて紹介していきます。

突然の採尿に困っている方、うまくできずに悩んでいる方ははぜひ最後までお読みください。

 

やっぱりできない…採尿のコツってあるの?

  • 猫が尿を出しはじめたことを確認してから採尿をすること。(尿は途中で止めることができないため逃げられる心配が少ない)
  • 採尿グッズはトイレの隣か近くに置いておいてサッと採れるようにする
  • 猫のトイレをする前にじっと見つめすぎたり、走って駆け寄ったりして驚かせないこと
  • 採尿をするときは焦らず、しっかりと尿が出る場所を見定める

 

ちゃちゃ
ちゃちゃ

飼い主は朝が採りやすい気がするっていってたわ

ゆかり
ゆかり

朝寝て起きたらトイレに行きたくなるのは人も猫も同じですよ

 

猫の採尿をする前の採尿グッズ以外に準備しておきたいこと

  • 採尿ができたあとの持ち運び容器も準備しておく(100均のミニカップやソース入れなど蓋ができるもの)
  • 尿検査をしてもらう病院に何時間以内の尿でないといけないか夜にとれた場合は冷蔵庫保管でいいかなどの指定や注意事項の有無を確認しておく
ちゃちゃ
ちゃちゃ

獣医師の先生によって考え方が違うこともあるかもしれないから事前確認は必要ね!

ゆかり
ゆかり

備えあれば患いなしってことですね

 

猫の採尿方法1つ目:システムトイレ

システムトイレは綺麗に洗った状態にします。

猫砂は花王のニャンとも清潔トイレ脱臭・抗菌チップを使用します。

チップを通過しても尿の成分に影響しないということで動物病院やほかの猫の飼い主さんからも採尿の際には選ばれている猫砂です。

尿をキャッチするシート部分は裏返すかラップを敷いて尿が吸収されないようにします。

どういう人と猫におすすめ

  • 猫の採尿をはじめてする人
  • 一匹だけで飼育している
  • または多頭飼いでも誰がトイレをしたかの管理ができる人
  • システムトイレの木製チップに抵抗感がない猫

メリット

木製チップに抵抗感がない子なら一番楽な方法でした。

猫も採尿をされるというプレッシャーがないのでストレスが少ない様子でした。

不在時は採尿用システムトイレを猫が入れない部屋にいったん置いておくなどの工夫をすれば気づかないあいだに尿をされていたということが防止できました。(普段の猫トイレは採尿用トイレ以外にも常設しトイレが0個にならないように注意してください)

デメリット

2匹中1匹が猫砂にこだわりが強い子だったので触ろうともしてくれませんでした。

複数回採尿をする場合は砂の入れ替えやトイレの丸洗いが必要になるためその手間があると感じました。

猫の採尿方法2つ目:お玉(横口レードル)

お玉で猫のおしっこをキャッチする方法です。

尿をしだしたら、猫の足と足の間にすっとお玉を差し込みます。

経験者の方からお玉よりもより猫の股の間に差し込みやすい横口レードルをおすすめしていただきました。

もともと汁物を容器に注ぐ目的の道具なので、採尿をしたあとに別の容器に注ぎやすいという隠れたメリットもあり不器用な私でも採尿することができました。

どういう人と猫におすすめ

  • 尿を確実に取りたい人
  • 長毛でおしりまわりもふわふわな猫(尿をしている位置が分かりづらい子)
  • 多頭飼いのご家庭

メリット

猫の尿をする位置が把握しきれていなくてもとれました。

サッととれて、後片付けもお玉を洗う程度なので楽です。

あとは道具が繰り返し使えるという面で考えるとコスパもいいと感じました。

デメリット

お玉の存在感があるので、一回採尿をしたら神経質な猫はお玉の方に近づくだけで警戒していました。猫にバレやすいという側面があります。

猫の採尿方法3つ目:ウロキャッチャー

特殊スポンジで作られた採尿器です。

猫の背後からウロキャッチャーを足と足の間に入れて、静かに尿をキャッチします。

どういう人と猫におすすめ

  • 採尿自体がストレスで逃げてしまう猫
  • 猫に気づかれずに採尿を済ませたい人

メリット

猫にバレずらいので神経質な猫にも使いやすかったです。

ウロキャッチャー本体も構造もシンプルで軽いので、袋から出して置けばサッと使えるという速さも魅力的でした。

ウロキャッチャーが入っていた袋に戻して袋を結んでそのまま動物病院にもっていき提出ができるのもよかったです。

デメリット

3回くらいチャレンジしたのですが、うちの猫たちにはうまく使えずでした。

尿が中途半端にかかっているか、なぜか尿が跳ね返ってお腹周りが濡れていることがありました。慣れて使いこなせる方ならとても便利だと思います。

不器用な飼い主さんは練習が少々必要な場合があるかもしれません。

 

猫の採尿方法4つ目:ニャンプリング

猫の採尿に困った飼い主が開発した容器です。

ph試験紙と尿検査提出用のスポイトもセットになっているのでこれさえあれば大丈夫という安心感がありました。

採尿のポイントや動画なども用意してあるので初めてでなにから試せばいいのかと悩む方はこちらから試してみるといいかもしれません。

どういう人と猫におすすめ

  • 採尿以外にも自宅での尿のチェックもしておきたい人
  • 座って尿をする癖のある猫
  • 尿を病院までもっていくときの容器などもひとつのセットでほしい人

メリット

猫の尿を採取しやすい形状になっています。

紙製なので使用後は気軽に捨てられるという面も衛生的でした。

普通の紙皿でとる方法も試しましたが、私自身が不器用さも相まって、容器に移すときに零してしまうこともありました。フチがあるので零すこともなかったのがよかったです。

デメリット

猫砂に押し込むようにして落ちてくる尿をキャッチするのですが、慌てて猫砂に置くと猫砂が容器に入ってしまうことがありました。

慌てずに落ち着いて使う必要があります。

【結論】自分と猫にあった方法で練習あるのみ!

「非常に不器用なのでできるわけがない…」と私も半ば諦めていました。

1回で成功できたはずもなく、失敗し続けてなんとか採れるようになってきました。

焦らず、猫に悟られないように静かに忍び寄る。練習あるのみです。

個人的にはお玉とニャンプリンクがうちの猫たちにもあっているようでした。

ぜひ、ご自身がこれならできそうかもという方法を見つけて愛猫の尿検査に挑みましょう。

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